DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.23) 結果

7位KT、9位キア4連勝

 

トゥサン 2-3 KT  (水原
(勝)ソン・ドンヒョン 2勝3敗  (敗)ペ・ヨンス 1勝2敗

 トゥサンは1回表にKTの先発クム・ミンチョルから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制したが、クム・ミンチョルは2回表以降追加点を与えなかった。トゥサンの先発ユ・ヒィグァンは7回裏まで無失点に抑えた。KTの2番手キム・デユと3番手チョ・グンジョンは8回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にKTの4番手キム・テオからチャンスを作ると、代わった5番手チョン・ユスから途中出場の2番イ・ユチャン(イ・ビョンヒィより改名)のタイムリーで1点を追加した。

 KTは9回裏にトゥサンの2番手イ・ヒョンボムからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チグクから7番ファン・ジェギュンの2点タイムリーで2-2の同点に追いつき試合は延長戦に突入した。6番手の高卒新人ソン・ドンヒョンは10回表を無失点に抑えると、7位KTは10回裏にトゥサンの4番手ペ・ヨンスから途中出場の5番ソン・ミンソプの2015年4月以来の打点となるタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし4連勝となった。KT打線では5番ユ・ハンジュンが3安打と活躍。先発ユ・ヒィグァンが7回無失点と好投した2位トゥサンは、打線の援護が弱く3連敗となった。

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9回裏にサヨナラ勝ちとなるタイムリーを打ったKTのソン・ミンソプ(http://www.sportsseoul.com/news/read/767161 より)。

 

 

SK 1-2 LG  (ソウル・蚕室
(勝)コ・ウソク 3勝2敗6S  (敗)カン・ジグァン 2勝3敗

 LGは2回裏にSKの先発ダイクソーンから1番イ・チョヌンのタイムリーで1点を先制した。SKは3回表にLGの先発イ・ウチャンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。LGは5回表途中から2番手チョン・ウヨンを登板させた。SKの2番手キム・テッキョンは7回裏途中まで無失点に抑えた。LGの3番手チン・ヘス、4番手キム・デヒョン、5番手コ・ウソクは無失点に抑えた。

 5位LGは9回裏にSKの3番手カン・ジグァンからチャンスを作ると、代わった4番手の高卒新人ペク・スンゴンの暴投で2-1とサヨナラ勝ちし4連敗から脱出した。コ・ウソクは3勝目。首位SKでは先発ダイクソーンが5回1失点と好投するも打線の援護がなかった。

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3勝目を記録したLGのコ・ウソク(http://www.sportsworldi.com/newsView/20190522514967 より)。

 

 

NC 4-2 キウム  (ソウル・高尺
(勝)ク・チャンモ 2勝  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 1勝13S  (敗)ヨキシュ 4勝2敗

本塁打)キウム : キム・ハソン 7号

 NCは2回表にキウムの先発ヨキシュから7番カン・ジンソンのタイムリーで1点を先制した。キウムは4回裏にNCの先発ク・チャンモから3番キム・ハソンの本塁打で2-1と逆転した。NCは5回表に5番キム・ジンヒョンの犠牲フライで2-2の同点に追いつき、6回表に8番キム・ソンウクと9番キム・チャンヒョンのタイムリーで4-2と逆転した。

 キウムの2番手ユン・ヨンサムは7回表、3番手オ・ジュウォンは8回表に追加点を与えなかった。NCの2番手ぺ・ジェファンは8回裏を無失点に抑えた。キウムの4番手ヤン・ヒョンも9回表に追加点を与えなかった。3番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、3位NCが勝利した。7回を2失点に抑えたク・チャンモは2勝目。4位キウムでは先発ヨキシュが6回4失点で降板した。

 

 

ハンファ 1-2 サムソン  (大邱
(勝)チェ・ジグァン 3勝3敗  (敗)ソン・ウンボム 2敗

本塁打)サムソン : ク・ジャウク 5号

 ハンファは2回表にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから7番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回裏にハンファの先発チャド・ベルから8番チェ・ヨンジンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンの2番手ウ・ギュミンは7回表途中から、サムソンの3番手イム・ヒョンジュンは8回表から登板した。2番手アン・ヨンミョン、3番手パク・チュホンの継投でハンファは勝ち越し点を与えなかった。

 4番手チェ・ジグァンは9回表まで無失点に抑え、8位サムソンは9回裏にハンファの4番手ソン・ウンボムから3番ク・ジャウクの本塁打で3-2とサヨナラ勝ちし3連勝となった。サムソン打線では7番キム・ホンゴンが3安打と活躍。先発チャド・ベルが7回を1失点に抑えるも打線の援護がなかった6位ハンファは4連敗。

 

 

ロッテ 1-3 キア  (光州
(勝)ターナー 3勝5敗  (セーブ)ムン・ギョンチャン 1勝4S

(敗)キム・ゴングク 1勝2敗

本塁打)キア : チェ・ヒョンウ 6,7号

 キアは2回裏にロッテの先発キム・ゴングクから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を先制した、ロッテは3回表にキアの先発ターナーから3番チョン・ジュヌの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。キアは4回裏に6番アン・チホンのタイムリーで1点を勝ち越した。ロッテは5回裏から2番手チェ・ヨンファンを登板させた。キアは6回裏にロッテの3番手パク・チンヒョンからチェ・ヒョンウのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。

 キアは7回表から2番手ハ・ジュニョン、8回表途中から3番手パク・チュンピョを登板させた。ロッテの4番手チン・ミョンホは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ムン・ギョンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、9位キアが勝利し4連勝となった。先発ターナーは6回1失点で3勝目。キア打線ではチェ・ヒョンウが2本塁打2打点と活躍。先発キム・ゴングクが4回2失点で降板した最下位ロッテは7連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月23日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK     50  32  17  1  .653

2.トゥサン   51  33  18  0  .647

3.NC     49  29  20  0  .592

4.キウム    52  29  23  0  .558

5.LG     49  26  23  0  .531

6.ハンファ   49  22  27  0  .449

7.KT        51  22  29     0    .431

8.サムソン   49  21  28  0     .429

9.キア     50  18  31  1  .367

10.ロッテ    50  17  33  0  .340

 

(文責 : ふるりん