キアは5月17日、2019年シーズンの新外国人選手としてアメリカ合衆国出身のプレストン・タッカー外野手(28)と契約金9万ドル、年俸18万ドルの総額27万ドルで契約したことを発表した。5月10日にウェーバー公示され退団した外国人選手ジェレミー・ヘイゼルベイカーの代役となる。
左打者のプレストン・タッカーは2012年にMLB(メジャーリーグベースボール)ヒューストンアストロズと契約し、2015年にアストロズで初めてメジャーリーグに昇格し98試合に出場、13本塁打を記録した。その後マイナーリーグとメジャーリーグを行き来し、アトランタブレーブスに移籍、2018年にトロントブルージェイズで97試合に出場、6本塁打、27打点を記録した。2019年シーズンはシカゴホワイトソックス傘下のAAA級マイナーリーグチームに所属し、24試合に出場、打率.284、1本塁打、10打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグ3年間の通算成績は243試合に出場、打率.222、23本塁打、68打点、0盗塁。マイナーリーグ8年間の通算成績は577試合に出場、打率.281、101本塁打、415打点、13盗塁。
プレストン・タッカーは5月13日に韓国へ到着し、すでにキアの練習に合流し16日に成績契約を結んだ。弟のカイル・タッカーも同じ左打ちの外野手で、ヒューストンアストロズ傘下のAAAマイナーリーグチームに所属している。
(5月17日時点での為替レート:1万ドルが109万6300円。)
(文責:ふるりん)