DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(3.28) 結果

NC3連勝  KT開幕5連敗

 

LG 1-3 SK  (仁川)

(勝)キム・テッキョン 1勝  (敗)コ・ウソク 1敗

 (本塁打)LG : イ・ヒョンジョン 1号  SK : イ・ジェウォン 2号

 LGは1回表にSKの先発ムン・スンウォンから1番イ・ヒョンジョンの先頭打者本塁打で1点を先制した。SKは2回裏にLGの先発チャ・ウチャンから6番チョン・ウィユンの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。LGの2番手の高卒新人チョン・ウヨンは6回裏から7回裏まで無失点に抑えた。

 2番手キム・テッキョンは9回表を無失点に抑え、SKは9回裏にLGの3番手コ・ウソクから5番イ・ジェウォンの2試合連続本塁打でサヨナラ勝ちした。LGは故障明けで5回を1失点に抑えたチャ・ウチャンを援護できなかった。

 

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9回裏にサヨナラ本塁打を放ったSKのイ・ジェウォン(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=003&aid=0009141662 より)。

 

キウム 5-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

 (勝)キム・ドンジュン 1勝  (セーブ)チョ・サンウ 2S  (敗)ハム・トクチュ 1勝1敗1S

 トゥサンは1回裏にキウムの先発アン・ウジンから5番オ・ジェイルへの押し出しの四球、6番オ・ジェウォンのタイムリー、9番チョン・スビンへの押し出しの四球で4点を先制した。キウムは3回表にトゥサンの先発イ・ヨンハから4番サンズのタイムリーなどで2点、5回表に5番キム・ハソンのタイムリーで1点を返した。トゥサンの2番手イ・ヒョンボムは7回表、3番手パク・チグクは8回表を無失点に抑えた。

 2番手キム・ドンジュンは8回裏まで無失点に抑え、キウムは9回表にトゥサンの4番手ハム・トクチュからサンズの2点タイムリーで逆転した。3番手チョ・サンウは9回裏に相手の反撃を断ち、キウムは3連敗から脱出した。キウム打線ではサンズが3安打3打点と活躍。トゥサンは2回裏以降無得点でハム・トクチュが抑えに失敗した。

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9回表に逆転タイムリーを打ったネクセンのサンズ(http://www.sportsworldi.com/newsView/20190328516991 より)。

 

 

ハンファ 4-6 キア  (光州)

(勝)ハ・ジュニョン 1勝  (セーブ)キム・ユンドン 1S  (敗)イ・テヤン 1敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 1号、ナ・ジワン 1号、ヘイゼルベイカー 2号

 キアは1回裏にハンファの先発パク・チュホンから4番チェ・ヒョンウの本塁打で3点を先制し、3回裏に2番ナ・ジワンの本塁打で1点を追加した。ハンファは4回表にキアの先発の高卒新人キム・ギフンから2番キム・ミンハのタイムリー、4番ホイングの犠牲フライで2点を返した。2番手パク・サンウォンは6回裏まで無失点に抑え、ハンファは7回表にキアの2番手コ・ヨンチャンから7番チェ・ジェフンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。

 ハンファは7回裏から3番手ソン・ウンボムを登板させた。キアは8回裏にハンファの4番手イ・テヤンから7番の新外国人ヘイゼルベイカーの2試合連続本塁打で2点を勝ち越し、3番手ハ・ジュニョンと4番手キム・ユンドンが相手の反撃を断ち勝利した。ハ・ジュニョンはプロ2年目にして初勝利。ハンファの先発パク・チュホンは5回途中4失点で降板し主導権を握れなかった。

 

 

サムソン 12-7 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・チェフン 1勝  (敗)ユン・ソンビン 1敗

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 2,3号

 サムソンは1回表にロッテの先発ユン・ソンビンから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を先制すると、代わった2番手ソン・スンジュンから6番カン・ミンホの2試合連続本塁打で3点を追加した。ロッテは3回表に4番ラフのタイムリーで2点、5回表にロッテの3番手ユン・ギルヒョンからカン・ミンホのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。ロッテは5回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから7番の新外国人アスアヘと9番シン・ボンギのタイムリー、相手のエラーなどで4点を返した。

 サムソンは7回表にロッテの4番手コ・ヒョジュンから2番パク・ハニのタイムリーで2点を追加し、2番手の高卒新人ウォン・テインは7回裏まで無失点に抑えた。ロッテは8回裏にサムソンの3番手クォン・オジュンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を返した。サムソンの4番手チャン・ピルジュン、5番手イム・ヒョンジュンは無失点に抑えた。

 サムソンは9回表にロッテの5番手ク・スンミンからチャンスを作ると、代わった6番手チャ・ジェヨンから相手のエラーと暴投、5番キム・ホンゴンの犠牲フライで3点を追加した。ロッテは9回裏にサムソンの6番手ウ・ギュミンからチョン・ジュヌのタイムリーで1点を返したが、サムソンが逃げ切り勝利した。5回を4失点に抑えたチェ・チェフンはシーズン初勝利。サムソン打線ではカン・ミンホが2本塁打4打点、パク・ハニが4安打2打点と活躍。先発ユン・ソンビンが1回持たず降板したが、ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3打点と活躍。 

 

 

KT 2-6 NC  (昌原)

(勝)パク・チヌ 1勝  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 2S  (敗)ぺ・ジェソン 1敗

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 2号  NC : イ・ウォンジェ 1,2号

 KTは1回表にNCの先発パク・チヌから1番ファン・ジェギュンの先頭打者の本塁打で1点を先制した。NCは2回裏にKTの先発ぺ・ジェソンから7番チ・ソックンと8番パク・ヒョヌクのタイムリーで2-1と逆転した。KTは3回表に4番ロハスのタイムリーで2-2の同点に追いついた。NCは4回裏に6番イ・ウォンジェの本塁打で2点を勝ち越し、6回裏にKTの2番手の高卒新人ソン・ドンヒョンからチ・ソックンへの押し出しの四球で1点を追加した。

 NCの2番手キム・ジンソンは7回表、3番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。NCは8回裏にKTの3番手オム・サンベクからイ・ウォンジェのこの試合2本目の本塁打で1点を追加し、4番手ホン・ソンム、5番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、これで3連勝となった。6回を2失点に抑えたパク・チヌはプロ7年目にして初の先発勝利。NC打線ではイ・ウォンジェが3安打2本塁打3打点と活躍。KTは開幕5連敗も打線では3番カン・ベッコが3安打と活躍。 

 

(文責 : ふるりん