DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(3.26) 結果

LG開幕3連勝

 

LG 6-3 SK  (仁川)

(勝)イム・チャンギュ 1勝  (セーブ)チョン・チャンホン 2S  (敗)ダイクソーン 1敗

 (本塁打)LG : ジョセフ 2号  SK : ハン・ドンミン 3号

 SKは1回裏にLGの先発 イム・チャンギュから2番ハン・ドンミンの3試合連続本塁打で1点を先制した。LGは2回表にSKの先発の新外国人ダイクソーンから7番ヤン・ジョンミンのトゥサンからの移籍後初打点となるタイムリーで1-1の同点に追いついた。SKは2回裏に8番チェ・ハンのタイムリーで1点を勝ち越したが、LGは3回表に4番の新外国人ジョセフの2試合連続本塁打で4-2と逆転した。SKは4回裏にチェ・ハンのタイムリーで1点を返し、2番手パク・ミンホは7回表を無失点に抑えた。LGの2番手の高卒新人チョン・ウヨンは7回裏まで無失点に抑えた。

 LGは8回表にSKの3番手カン・ジグァンからヤン・ジョンミンの犠牲フライなどで2点を追加し、3番手チン・ヘスと4番手シン・ジョンナクは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手カン・ジグァンは9回表に追加点を与えなかった。5番手チョン・チャンホンは9回裏に相手の反撃を断ちLGが勝利し開幕3連勝となった。5回を3失点に抑えたイム・チャンギュは2019年シーズン初勝利。SKでは先発ダイクソーンが6回4失点も打線が援護できなかった。

 

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2試合連続本塁打を記録したジョセフ(http://www.sportsseoul.com/news/read/742530 より)。

 

キウム 2-7 トゥサン  (ソウル・蚕室)

 (勝)イ・ヒョンボム 1勝  (敗)イ・ボグン 1敗

 (本塁打)トゥサン : キム・ジェファン 1号 

 キウムは5回表にトゥサンの先発フランコフから2番キム・ハソンのタイムリーで1点を先制し、先発チェ・ウォンテは5回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは6回表から2番手イ・ヒョンスンを登板させ、6回裏にキウムの2番手ハン・ヒョンヒィからキム・ジェファンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。3番手ユン・ミョンジュンと4番手イ・ヒョンボムは7回表を無失点に抑え、トゥサンは7回裏にキウムの3番手イ・ボグンから2番の新外国人フェルナンデスへの押し出しの四球で1点を勝ち越し、代わった4番手キム・サンスから3番パク・コヌのタイムリー、キム・ジェファンの本塁打で5点を追加した。

 キウムは8回表にトゥサンの5番手キム・スンフェから代打チャン・ヨンソクのタイムリーで1点を返し、5番手キム・ドンジュンは追加点を与えなかった。6番手パク・チグクが9回表に相手の反撃を断ちトゥサンが勝利した。イ・ヒョンボムはNCからの移籍後初勝利。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打2打点と活躍。キウムではリリーフ陣が均衡を保つことが出来なかった。

 

 

ハンファ 13-7 キア  (光州)

(勝)アン・ヨンミョン 1勝  (敗)イム・ギヨン 1敗

本塁打) ハンファ : イ・ソンヨル 1,2号、ソン・グァンミン 1号

 ハンファは2回表にキアの先発イム・ギヨンから6番イ・ソンヨルの本塁打で2点を先制し、3回表に4番ホイングと5番キム・テギュンのタイムリー、イ・ソンヨルの2打席連続本塁打で4点を追加した。キアは3回裏にハンファの先発キム・ジェヨンから3番アン・チホン、6番イ・ミョンギ、8番キム・ミンシクのタイムリーで5点を返した。ハンファは4回表に3番ソン・グァンミンの本塁打で2点を追加した。ハンファの2番手アン・ヨンミョンは5回裏まで、キアの2番手イ・ジュニョンは6回表まで無失点に抑えた。

 ハンファは7回表にホイング、イ・ソンヨル、7番チョン・ウヌォンのタイムリー、代わったキアの3番手ファン・インジュンから途中出場の1番キム・ミンハの犠牲フライで計3点を追加し、3番手ソン・ウンボムは7回裏まで無失点に抑えた。キアは8回裏にハンファの4番手ソ・ギュンからチャンスを作ると、代わった5番手キム・ボムスから9番チェ・ウォンジュンのタイムリー、相手の暴投で2点を返した。

 ハンファは9回表にキアの4番手イ・ミヌから9番チェ・ジェフンの内野ゴロの間に1点を追加し、6番手イ・テヤンと7番チョン・ウラムが相手の反撃を断ち勝利した。ハンファ打線ではイ・ソンヨルが3安打2本塁打5打点と活躍。先発イム・ギヨンが4回8失点と振るわなかったキアは開幕3連敗。

 

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2本塁打5打点と活躍したイ・ソンヨル(http://www.newsis.com/view/?id=NISI20190326_0015028518 より)。

 

サムソン 2-7 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)トンプソン 1勝  (敗)ヘイリー 1敗

本塁打) サムソン : ラフ 1号

 ロッテは3回裏にサムソンの先発の新外国人ヘイリーから9番シン・ボンギ、1番ミン・ビョンホン、2番ソン・アソプのタイムリーで3点を先制し、先発の新外国人トンプソンは6回表途中まで無失点に抑えた。2番手チン・ミョンホは7回表まで無失点に抑え、ロッテは7回裏にサムソンの2番手ホン・ジョンウからソン・アソプと4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、相手のエラーで4点を追加した。サムソンの3番手の高卒新人ウォン・テインは追加点を与えなかった。

 ロッテの3番手イ・インボクは8回表、サムソンの4番手キム・デウは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。サムソンは9回表にロッテの4番手オ・ヒョンテクから4番ラフの本塁打で2点を帰したが、反撃もここまででロッテが勝利した。トンプソンは韓国初勝利。ロッテ打線ではミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。サムソンの先発ヘイリーは6回を3失点に抑えるも打線の援護がなかった。

 

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韓国初勝利を記録したトンプソン(https://www.yna.co.kr/view/AKR20190326195600007?input=1195m より)。

 

KT 8-9 NC  (昌原)

 (勝)ユン・ジウン 1勝  (敗)ソン・ドンヒョン 1敗

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 1号、カン・ベッコ 1号、NC : パク・ソンミン 1号、ベタンコート 2号、モ・チャンミン 2,3号、ヤン・ウィジ 2号

 NCは1回裏にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から3番パク・ソンミンの本塁打で1点を先制し、2回裏に相手のエラー、9番キム・ソンウクのタイムリーで2点を追加した。KTは3回表にNCの先発イ・ジェハクから2番ユ・ハンジュンと5番パク・キョンスのタイムリーで3-3の同点に追いついた。NCは3回裏に4番の新外国人ベタンコート本塁打で3点を勝ち越し、5回裏に6番モ・チャンミン本塁打で1点を追加した。

 KTは6回表にNCの2番手ホン・ソンムから7番ファン・ジェギュンの本塁打で2点を返した。NCの3番手カン・ユングは7回表を無失点に抑えた。KTの2番手オム・サンベクは7回裏まで追加点を与えなかった。NCの4番手チャン・ヒョンシクは8回表、KTの3番手チョン・ユスは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。KTは9回表にNCの5番手ウォン・ジョンヒョンから3番カン・ベッコとパク・キョンスのタイムリーで7-7の同点に追いつき、4番手チョン・ソンゴンは9回裏を無失点に抑え試合は延長戦に突入した。

 NCの6番手ぺ・ジェファンは10回表を無失点に抑えた。KTは11回表にNCの7番手ユン・ジウンからカン・ベッコの本塁打で1点を勝ち越した。NCは11回裏にKTの5番手キム・ジェユンから5番ヤン・ウィジの本塁打で8-8の同点に追いつくと、代わったKTの6番手の高卒新人ソン・ドンヒョンからモ・チャンミンのこの試合2本目の本塁打で逆転サヨナラ勝ちした。ユン・ジウンはLGからの移籍後初勝利で、2017年4月以来の勝利。NC打線ではモ・チャンミンが4安打2本塁打2打点と活躍。KTは開幕3連敗も、打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打2打点、パク・キョンスが3安打2打点と活躍。

 

(文責 : ふるりん