DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

NC-KT:練習試合(2.20) 結果

 アメリカ合衆国アリゾナ州でキャンプ中のKTとNCは現地時間2月19日(韓国時間2月20日)、ツーソンのキノ・ベテランス・メモリアルスタジアムにて練習試合で対戦した。前日、両チームの練習試合は天候不順で5回終了時点にて打ち切られたため、特別に延長12回まで行われた。

 NCは1回表にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から新外国人ベタンコートの犠牲フライで1点を先制した。KTは2回裏にNCの先発キム・ヨンギュからオ・テゴンの本塁打で1-1の同点に追いつき、2番手チュ・グォンは3回表まで無失点に抑えた。NCは4回表にKTの3番手イ・ジョンヒョクからイ・ウォンジェのタイムリー、キム・チャンヒョンとチェ・スンミンへの押し出しの四球で3点を勝ち越し、代わった4番手オム・サンベクからキム・テジンとキム・ジンヒョンのタイムリーで4点を追加した。

 KTは4回裏にNCの2番手チョン・スミンからユ・ハンジュン、オ・テゴン、チャン・ソンウのタイムリーで4点を返した。NCは5回表にKTの5番手キム・ジェユンからチ・ソックン、チェ・スンミンのタイムリー、キム・テジンの犠牲フライで3点を追加した。NCの3番手チェ・ソンヨンは5回裏を無失点に抑えた。NCは6回表にKTの5番手チョン・ソンゴンからシン・ジンホのタイムリーで12-5とリードを広げた。

 試合は点の取り合いとなり、KTは6回裏に1点を返すと、7回裏にソ・イヒョンからカン・ベッコとユン・ソンミンのタイムリー、オ・テゴンの犠牲フライとイ・ヘチャン本塁打で14-12と逆転した。KTは9回裏に高卒新人ソン・ミョンギからイ・ヘチャンの2打席連続本塁打やソン・ミンソプのタイムリーなどで3点を追加した。KTの新人イ・サンドン、高卒新人ソン・ドンヒョンは無失点に抑えた。

 NCは11回表にシン・ビョンニュルからキム・ヒョンジュン、ノ・ジンヒョクのタイムリーで15-17と追い上げ、ぺ・ジェファンは11回裏を無失点に抑えた。NCは12回表にキム・テオからキム・ヒョンジュンとノ・ジンヒョクのタイムリーで17-17の同点に追いついた。チャン・ヒョンシクは12回裏を無失点に抑え、試合は引き分けに終わった。KT打線ではイ・ヘチャンが3安打2本塁打4打点と活躍。

 

(文責:ふるりん