DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

リリーフ左腕クォン・ヒョク、トゥサンと契約

 トゥサンは2月3日、クォン・ヒョク投手(35)と年俸2億ウォンで契約した。

 左腕クォン・ヒョクは高校卒業後の2002年にサムソンへ入団し、主にリリーフとして活躍し、2008年北京オリンピックにも韓国代表として出場した。2014年シーズンオフに初めてFA(フリーエージェント)となり、2015年よりハンファと4年契約を結び移籍した。2015年にはハンファで自身最多の78試合に登板、9勝17セーブを記録した。

 2018年は16試合に登板、1勝1敗3ホールド、防御率4.91の成績で、ハンファ移籍後は最も出場試合数が少なく4年契約が切れた。そして2019年シーズン開幕前の海外キャンプは二軍スタートとなったため参加を拒否し、自らの規模でハンファから自由契約となった。トゥサンはリリーフの左腕が手薄なため経験豊富なクォン・ヒョクと契約したとみられる。プロ17年間の通算成績は709試合に登板、54勝43敗31セーブ146ホールド、防御率3.69。

(2月3日現在の為替レート:1億ウォンが976万7000円。)

 

(文責:ふるりん