DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  6位サムソン3連勝

キア 1−14 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ユ・ヒィグァン 7勝8敗  (敗)パット・ディーン 4勝7敗
本塁打) トゥサン : オ・ジェイル 18号、キム・ジェファン 34号、チェ・ジュファン 21号
 トゥサンは2回裏にキアの先発パット・ディーンから7番オ・ジェイルの本塁打、1番チョ・スヘンのタイムリーで2点を先制し、3回裏に4番キム・ジェファンの本塁打で2点を追加した。トゥサンは6回裏に8番チョン・ジンホのタイムリーでパット・ディーンをノックアウトし、代わったキアの2番手キム・セヒョンから2番ホ・ギョンミンの2点タイムリーで7-0とリードを広げた。キアは7回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンからチャンスを作ると、代わった2番手チャン・ウォンジュンから代打チェ・ウォンジュンの内野ゴロの間に1点を返した。
 トゥサンは7回裏にキアの3番手ムン・ギョンチャンからチャンスを作り、代わった4番手の高卒新人ハ・ジュニョンからチョン・ジンホへの押し出しの四球、9番オ・ジェウォンのタイムリー、チョ・スヘンの犠牲フライ、ホ・ギョンミンのタイムリー、3番チェ・ジュファンの2試合連続本塁打で7点を追加した。キアの5番手ユ・スンチョルは追加点を与えなかった。3番手の高卒新人パク・シンジが相手の反撃を断ち、首位トゥサンが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたユ・ヒィグァンは7勝目。トゥサン打線ではホ・ギョンミンが3安打4打点、キム・ジェファンが3安打1本塁打2打点、チョン・ジンホが3安打2打点と活躍。7位キアではパット・ディーンが6回途中7失点で降板した。
 

ネクセン 11−12 SK  (仁川)
(勝)シン・ジェウン 2勝2敗10S  (敗)イ・ボグン 5勝5敗
本塁打) ネクセン : サンズ 1号、パク・ピョンホ 34号、キム・ハソン 19号、キム・ミンソン 10号  SK : ハン・ドンミン 29号、キム・ドンヨプ 25号、チョン・ウィユン 9号
 ネクセンは2回表にSKの先発サンチェスから5番の新外国人サンズの韓国初本塁打・打点で2点を先制した。SKは2回裏にネクセンの先発ブリガム(元東北楽天)から6番イ・ジェウォンと9番キム・ソンヒョンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ネクセンは3回表に4番パク・ピョンホの本塁打で2点を勝ち越したが、SKは3回裏に5番ハン・ドンミンの本塁打で4-4の同点に追いついた。ネクセンは4回表に6番キム・ハソンの2試合連続本塁打で1点を勝ち越し、6回表にSKの2番手キム・テフンから1番イ・ジョンフへの押し出しの四球、2番キム・ヘェソンと3番ソ・ゴンチャンのタイムリーで計4点を勝ち越した。
 ネクセンは7回表にSKの3番手イ・スンジンから7番キム・ミンソンの2試合連続本塁打で1点を追加した。4番手キム・テッキョンは8回表を無失点に抑え、SKは8回裏にネクセンの2番手キム・ソンミンから代打チョン・ウィユンのタイムリー、代わった3番手ヤン・ヒョンから2番キム・ドンヨプの満塁本塁打で計5点を返した。5番手チョン・ヨンイルは9回表を無失点に抑えたが、この回死球を受けたパク・ピョンホが怒って両チームベンチ総出の騒ぎとなった。SKは9回裏にネクセンの4番手キム・サンスからチョン・ウィユンの本塁打で11-11の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。 
 6番手シン・ジェウンは10回表を無失点に抑えると、3位SKは10回裏にネクセンの5番手イ・ボグンから途中出場の5番キム・ジェヒョンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。SK打線ではキム・ソンヒョンが3安打1打点、チョン・ウィユンが1本塁打3打点と活躍。4位ネクセンではリリーフ陣が最大7点差を守りきれなかった。ネクセン打線では8番イム・ビョンウクが3安打と活躍。


ロッテ 5−11 ハンファ  (大田)
(勝)アン・ヨンミョン 7勝2敗  (敗)デュブロント 6勝8敗
本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 23号、バーンズ 22号  ハンファ : イ・ソンヨル 23号、ソン・グァンミン 14号
 ロッテは1回表にハンファの先発キム・ジェヨンから6番バーンズへの押し出しの四球で1点を先制した。ハンファは2回裏にロッテの先発デュブロントから2番イ・ヨンギュの2点タイムリーで2-1と逆転した。3回表から2番手アン・ヨンミョンを登板させ、ハンファは3回裏に6番イ・ソンヨルの本塁打で3点、4回裏に3番ソン・グァンミンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは5回表に代打ミン・ビョンホンのタイムリーで1点、6回表にハンファの3番手ソ・ギュンから1番チョン・ジュヌの本塁打で2点を返し、2番手パク・シヨンは追加点を与えなかった。
 ロッテは7回表にハンファの4番手クォン・ヒョクからバーンズの本塁打で1点を返したが、代わった5番手ソン・ウンボムは無失点に抑えた。ハンファは7回裏にロッテの3番手コ・ヒョジュンからチャンスを作ると、代わった4番手チン・ミョンホから1番チョン・グヌのタイムリー、ソン・グァンミンの満塁本塁打で5点を追加した。6番手キム・ボムス、7番手パク・サンウォンは8回表を無失点に抑え、ロッテの5番手ユン・ソンビンは追加点を与えなかった。8番手チャン・ミンジェは9回表に相手の反撃を断ち、3位ハンファが勝利した。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打1本塁打5打点、チョン・グヌが3安打1打点と活躍。8位ロッテではデュブロントが4回途中6失点で降板した。 


LG 4−3 KT  (水原)
(勝)シン・ジョンナク 1勝3敗  (セーブ)チョン・チャンホン 5勝3敗23S  (敗)キム・ジェユン 6勝4敗13S
 KTは1回裏にLGの先発ペ・ジェジュンから5番パク・キョンスのタイムリーで1点を先制し、2回裏に2番イ・ジニョンの犠牲フライで1点、3回裏にLGの2番手キム・デヒョンから6番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加した。LGは5回表にKTの先発ニッパートから8番ユ・ガンナムのタイムリーで1点、6回表に4番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を返した。KTの2番手オム・サンベク、3番手チョン・ソンゴンの継投で7回表を無失点に抑えた。さらに4番手ホン・ソンヨン、5番手チュ・グォンの継投で8回表も無失点に抑えた。
 3番手コ・ウソク、4番手シン・ジョンナクの継投で追加点を防ぐと、LGは9回表にKTの6番手キム・ジェユンから途中出場の1番イム・フンの2点タイムリーで逆転した。5番手チョン・チャンホンは9回裏に相手の反撃を断ち、5位LGが勝利した。LG打線ではユ・ガンナムが3安打1打点、6番オ・ジファンが3安打と活躍。9位KTではニッパートが6回を2失点に抑えるも打線の援護が弱かった。


サムソン 5−3 NC  (馬山)
(勝)ユン・ソンファン 5勝7敗  (セーブ)チェ・チュンヨン 2勝6敗5S  (敗)イ・ジェハク 5勝11敗
本塁打) NC : ト・テフン 1号
 サムソンは2回表にNCの先発イ・ジェハクから7番ぺク・スンミンのタイムリーで1点を先制し、3回表に5番パク・ハニと6番チェ・ヨンジンのタイムリーで4点を追加した。NCは3回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから8番ト・テフンの本塁打で2点を返した。2番手チョン・スミンは追加点を与えず、NCは7回裏にサムソンの2番手チャン・ピルジュンからチャンスを作り、代わった3番手シム・チャンミンから5番モ・チャンミン併殺打の間に1点を返した。
 NCの3番手チェ・ソンヨンは追加点を与えなかった。4番手チェ・チュンヨンは9回裏に相手の反撃を断ち、6位サムソンは3連勝となった。6回を2失点に抑えたユン・ソンファンは5勝目。最下位NCはイ・ジェハクが5回途中5失点で降板し3連敗。