DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ムン・グァンウンとカン・スンホがトレード

 SKとLGは31日、ムン・グァンウン投手(30)とカン・スンホ内野手(24)のトレードを発表した。
 
 右投手のムン・グァンウンは大学卒業後の2010年にSKへ入団したが、一軍定着には時間がかかり2014年にプロ初勝利を記録した。2015年には自己最多の53試合に登板、11ホールドを記録した。2017年は主に中継ぎで46試合に登板、2勝を記録したが、2018年シーズンは7月30日まで一軍登板がなく、フューチャースリーグ(主に二軍の選手が出場)で19試合に登板した。プロ8年間の通算成績は141試合に登板、5勝12敗3セーブ17ホールド、防御率6.73。LGでは手薄なリリーフで起用されると思われる。
 右打者のカン・スンホは高校卒業後の2013年にLGへ入団、その後軍へ入隊し2014年から2015年には尚武に所属した。除隊後LGへ復帰し、2016年に一軍初出場を果たすと、2017年は内野の控えとして85試合に出場し5本塁打、31打点を記録した。2018年シーズンは7月30日までに32試合に出場、打率.191、2本塁打、10打点、1盗塁の成績で出場機会が減少していた。SKとしてはまだ比較的若いカン・スンホを将来の主力選手の候補として育成していくと思われる。

(文責:ふるりん)