DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

SKワイバーンス、KTウィズ

チョン・ユス、ナム・テヒョクのトレード成立

 SKとKTは4日、チョン・ユス投手(32)とナム・テヒョク内野手(27)のトレード成立を発表した。
 
 右腕チョン・ユスは高校卒業後の2005年に現代ユニコーンスへ入団した。現代の解散後は2008年よりヒーローズ(ネクセン)に在籍、軍から除隊され復帰すると2012年にトレードでSKへ移籍した。SKでは中継ぎとして活躍し、2014年には自己最多の67試合に登板、7勝を記録した。だが2017年以降登板機会が減少し、2018年は16試合に登板、0勝1敗、防御率5.50の成績だった。プロ14年間の通算成績は310試合に登板、15勝15敗3セーブ17ホールド、防御率5.10。KTでは豊富な経験を生かしてリリーフで起用されると思われる。
 右打者のナム・テヒョクは高校卒業後の2009年にMLB(メジャーリーグベースボール)・ロサンゼルスドジャースと契約し、傘下のマイナーリーグチームに2012年まで4年間在籍するが昇級できず、韓国で軍へ入隊した。除隊後は2016年よりKTに所属し、2017年には一軍で2本塁打を記録した。だが2018年は11試合に出場して打率.182、本塁打・打点なしに終わった。韓国でのプロ3年間での通算成績は54試合に出場、打率.226、2本塁打、13打点、1盗塁。2018年はリーグ最多の233本塁打を記録したSKで、持ち前の長打力が発揮されるかが注目される。