ヒルマン監督退任 ヨム・ギョンヨプ新監督と契約
SKは13日、2018年ポストシーズン終了後の退任が報じられていたトレイ・ヒルマン監督(55・元北海道日本ハム)に代わり、ヨム・ギョンヨプ監督(50)と2019年より契約期間3年、契約金4億ウォン、年俸7億ウォンの総額25億ウォンで契約した。
2017年よりSK初の外国人監督に就任したアメリカ合衆国出身のトレイ・ヒルマン監督は、MLB(メジャーリーグベースボール)・ニューヨークヤンキース傘下のマイナーリーグチームの監督、日本プロ野球・北海道日本ハムの監督を経て、2008年から2010年までMLB・カンザスシティロイヤルズの監督を務めた。その後ロサンゼルスドジャース、ヒューストンアストロズのコーチなどを歴任した。SKでは2017年、レギュラーシーズン5位にとどまったものの、2018年はレギュラーシーズン2位でポストシーズンではプレーオフから出場、11月12日、韓国シリーズ第6戦でトゥサンを4勝2敗で下し8年ぶり4度目の優勝に導いた。外国人監督として初めて韓国シリーズ優勝を経験したが、2018年で契約が切れるに当たり家庭の事情で帰国を希望したため退任となった。
ヨム・ギョンヨプ新監督は現役時代に太平洋、現代で内野手として活躍し、現役引退後はフロント業務やコーチを経て、2013年よりネクセンの監督に就任し、同年チーム史上初のポストシーズン進出に導いた。2016年シーズン終了後にネクセンの監督を辞任し、SKの団長としてフロント業務に携わっていた。SKは2019年シーズン、新監督の下で9年ぶりのレギュラーシーズン優勝、そして韓国シリーズ2年連続優勝を目指すこととなった。
(11月13日現在の為替レート:1億ウォンが1004万8200円。)