DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン速報(2018.11.7)

韓国シリーズ第3戦、SKが2勝目

 

2018年 韓国シリーズ 第3戦

トゥサン 2-7 SK  (仁川)
(勝)ケリー 1勝  (敗)イ・ヨンチャン 1敗
本塁打) SK : ロマック 3,4号、イ・ジェウォン 2号

 

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 対戦成績を1勝1敗とした韓国シリーズ第3戦は、SKの本拠地・仁川SK幸福ドリーム球場に満員の観衆を集めて開始された。


 SKは1回裏にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから1番キム・ガンミンへの四球、2番ハン・ドンミンのヒットでチャンスを作ると、4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で3点を先制した。SKは2回裏に9番カン・スンホへの四球、キム・ガンミンのヒットでチャンスを作ると、ハン・ドンミンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは3回表にSKの先発ケリーから8番チョン・ジンホがの四球で初めて出塁するが、チャンスには結びつかなかった。SKは3回裏にロマックが四球で出るが、6番イ・ジェウォンが併殺打に倒れた。SKは4回裏にも先頭の7番チョン・ウィユンがヒットで出るがバント失敗や走塁ミスで無得点に終わった。
 トゥサンは5回表に相手のエラーの後に7番キム・ジェホ、9番オ・ジェウォンのタイムリーで2点を返した。SKは5回裏に3番チェ・ジョンがヒットで出るも追加点はならなかった。トゥサンは6回表に相手のエラー、4番チェ・ジュファンのヒットと5番ヤン・ウィジへの四球で満塁とするも無得点に終わった。トゥサンは7回表にも1番ホ・ギョンミンがヒットで出るもチャンスには結びつかなかった。SKは7回裏にトゥサンの2番手イ・ヨンチャンから相手のエラーで走者が出るが、代わった3番手パク・チグクが無失点に抑えた。
 トゥサンは8回表にSKの2番手キム・テフンからヤン・ウィジがヒットで出るが無得点に終わった。SKは8回裏にロマックのこの試合2本目の本塁打で5点目を奪うと、代わったトゥサンの4番手チャン・ウォンジュンから代打ナ・ジュファンがヒットで出て、5番手キム・スンフェからイ・ジェウォンの本塁打でさらに2点を追加した。トゥサンの6番手カン・ドンヨンは追加点を与えなかった。トゥサンは9回表に先頭のキム・ジェホがヒットで出るが盗塁に失敗した。さらにオ・ジェウォンとホ・ギョンミンのヒットでチャンスを作るが、代わったSKの3番手チョン・ヨンイルが相手の反撃を断ち、SKが韓国シリーズ2勝目を上げた。
 ケリーは7回を2失点に抑え韓国シリーズ自身初勝利。SK打線ではロマックが2本塁打4打点と活躍。トゥサンはイ・ヨンチャンが7回途中まで4失点を失い、普段4番打者を任されるキム・ジェファンが試合前の負傷で欠場するなど打線につながりを欠いた。


 韓国シリーズ第4戦は8日18時半より仁川SK幸福ドリーム球場で開始され、予告先発はSKがキム・グァンヒョン(※ 25試合・11勝8敗・防御率2.78)、トゥサンがイ・ヨンハ(※ 40試合・10勝3敗・防御率5.28)と発表された。

※ 2018年レギュラーシーズンの成績。