イ・ジニョン現役引退
KTは19日、イ・ジニョン外野手(38)の現役引退を発表した。
左打者のイ・ジニョンは高校卒業後の1999年にサンバンウルへ入団した。サンバンウルの解散後は2000年よりSKへ移籍し、一軍に定着した。2005年には初のシーズン20本塁打を記録し、走攻守そろったプロ野球界を代表する外野手に成長した。2008年シーズンオフに初のFA(フリーエージェント)を行使しLGへ移籍し、主力として活躍した。2015年シーズンオフに余剰戦力を対象とした2次ドラフトでKTへ移籍し、2017年にはプロ野球史上10人目となる個人通算2000安打を達成した。2018年シーズンも110試合に出場、打率.318、3本塁打、39打点、2盗塁の成績を残したが、2016年シーズンオフに結んだ2年契約が切れることもあって現役引退を決意した。プロ19年間の通算成績は2160試合に出場、打率.318、2125安打、169本塁打、979打点、112盗塁。国際大会には2003年アジア野球選手権をはじめとして2006 WBCと同年のドーハアジア競技大会、2008年北京オリンピック、2009 WBC、2013 WBCに韓国代表として出場した。
なお、イ・ジニョンの引退により、2000年のプロ野球シーズン開幕前に解散となったサンバンウルレイダースに所属経験のある現役選手はいなくなった。