DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  外国人投手リンドブロム復帰

 ロッテは2017年シーズンの新外国人選手としてジョシュ・リンドブロム投手(30)と年俸総額47万5000ドルで契約した。ロッテは先日、外国人選手として契約していたニック・アディトン投手をウェーバー公示しており、その代役となる。
 アメリカ合衆国出身の右腕リンドブロムはロサンゼルスドジャースフィラデルフィアフィリーズなどメジャーリーグベースボール(MLB)での登板経験があり、2015年よりロッテと契約し、先発投手陣の軸として活躍し2016年まで通算23勝を記録した。だが2016年シーズン終了後に家庭の事情でロッテとの再契約を結ばず帰国した。2017年シーズンは当初ピッツバーグパイレーツとマイナー契約を結び、2014年以来3年ぶりにMLBへ昇格し4試合に登板した。パイレーツ傘下のAAA級マイナーリーグチームでは17試合に登板、4勝3敗、防御率4.06。メジャーリーグ通算5年間の成績は114試合に登板、5勝8敗1セーブ、防御率4.10。マイナーリーグ通算7年間の成績は171試合に登板、22勝19敗18セーブ、防御率4.27。1年足らずでのロッテ復帰となったリンドブロムは、7月13日現在7位にとどまっているチームの起爆剤として期待される。

(7月13日現在の為替レート:1万ドルが113万3400円。)

(文責:ふるりん