SKは8日、チョン・ビョンドゥ投手(31)の2016年シーズン限りでの現役引退を発表した。
左腕チョン・ビョンドゥは高校卒業後の2003年、トゥサンへ入団した。2004年には35試合に登板し一軍へ定着したが、2005年シーズン途中の7月にトレードでキアへ移籍した。2006年にはWBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表に選ばれ、韓国代表のベスト4進出による特例により兵役免除の恩典を得た。そして2008年シーズン途中の5月にはまたもやトレードでSKへ移籍し、2009年には自己最多タイの8勝を記録した。2011年、51試合に登板してからは肩の故障で苦しみ、2012年以降は試合に出場できない状態が続き、5年近くのリハビリ生活の末に現役引退を決意した。復活のために努力してきた姿を見てきたSKは、最後の一軍登板の機会を与えたいとして、10月8日(土)、仁川SKドリーム球場での本拠地最終戦となる予定のサムソン戦をチョン・ビョンドゥの引退試合とすることにした。9月8日までのプロ14年間の通算成績は280試合に登板、29勝29敗16セーブ13ホールド、防御率3.86。
(文責:ふるりん)