DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チャン・ウォンジュン(トゥサン)、7シーズン連続2ケタ勝利  7位ハンファ3連勝  

サムソン 1−3 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)チャン・ウォンジュン 10勝3敗  (セーブ)イ・ヒョンスン 1勝2敗21S  (敗)ユン・ソンファン 8勝6敗
本塁打) トゥサン : エバンス 16号 
 トゥサンは4回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから5番ヤン・ウィジの犠牲フライで1点を先制した。サムソンは6回表、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから5番バルディリス(元横浜DeNA)への押し出しの四球で1-1の同点に追いついた。トゥサンは7回裏7番エバンス(元東北楽天)の2ランで勝ち越し、ユン・ソンファンをノックアウトした。トゥサンは8回表から2番手チョン・ジェフンを登板させ、サムソンの2番手キム・デウ、3番手ペク・チョンヒョンも追加点を与えなかった。
 3番手イ・ヒョンスンが9回表を無失点に抑え、首位トゥサンが勝利した。7回を1失点に抑えたチャン・ウォンジュンは10勝目をあげ、ロッテ在籍時の2008年から、兵役のため軍へ入隊し警察野球団に所属していた2012〜13年を除き、左腕としてはプロ野球史上初の7シーズン連続2ケタ勝利を達成した。9位サムソンは先発ユン・ソンファンが7回途中まで3失点と力投したが、打線の援護がなく3連敗。


SK 5−4 NC  (馬山)
(勝)ユン・ヒィサン 4勝3敗  (セーブ)パク・ヒィス 3勝3敗18S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 2勝1敗
本塁打) SK : イ・ジェウォン 12号  NC : パク・ソンミン 16号
 SKは2回表、NCの先発イ・ジェハクから7番パク・チョングォン、8番イ・ジェウォン、1番ゴメスのタイムリーで3点を先制した。NCは2回裏、SKの先発ユン・ヒィサンから5番パク・ソンミンの本塁打で1点を返し、3回裏2番パク・ミヌのタイムリーで1点を返した。SKは4回表、NCの2番手チェ・グムガンから8番イ・ジェウォンの本塁打で1点を追加した。NCは5回裏代打チョ・ヨンフンのタイムリーで1点を返すと、パク・ミヌの内野ゴロの間に4-4の同点に追いついた。
 SKは6回表、NCの3番手ウォン・ジョンヒョンから9番キム・ガンミンの犠牲フライで1点を勝ち越した。NCの4番手キム・ジンソン、5番手イム・チャンミンの継投で追加点を与えなかった。7回裏以降2番手チェ・ビョンニョン、3番手パク・ヒィスが1点差を守りきり、4位SKが勝利した。6回を4失点に抑えたユン・ヒィサンが4勝目。SK打線ではイ・ジェウォンが3安打1本塁打2打点と活躍。先発イ・ジェハクが3回表途中で降板した2位NCは主導権を握れなかった。NC打線では8番ソン・シホンが3安打と活躍。


LG 12−6 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)ユ・ウォンサン 2勝1敗  (敗)イ・ボグン 3勝5敗
本塁打) LG : オ・ジファン 7,8号  ネクセン : ユン・ソンミン 11,12号
 ネクセンは2回裏、LGの先発ソーサから4番ユン・ソンミンの本塁打で1点を先制した。LGは3回表、ネクセンの先発バンヘッケンから9番オ・ジファンの本塁打で1-1の同点に追いつき、4回表オ・ジファンの2打席連続本塁打で3-1と逆転した。ネクセンは4回裏7番チェ・テイン、8番パク・トンウォンのタイムリーで5-3と逆転した。LGは6回表、ネクセンの2番手キム・テッキョンからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ボグンから3番イ・ビョンギュ(背番号7)への押し出しの四球、4番ヒメネス、5番チェ・ウンソン、6番ヤン・ソックァンのタイムリーで9-5と逆転した。LGの2番手ユ・ウォンサン、3番手チン・ヘスは無失点に抑え、7回表、ネクセンの4番手マ・ジョンギルからチャンスを作ると、代わった5番手イ・ジョンフンからイ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリー、相手の暴投で2点を追加した。
 ネクセンは6回裏、LGの4番手キム・ジヨンからユン・ソンミンのこの試合2本目の本塁打で1点を返した。LGは8回表1番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。ネクセンの6番手キム・ジョンフンは追加点を与えなかった。5番手チェ・ソンフン、6番手イム・ジョンウが相手の反撃を断ち、8位LGが勝利した。LG打線ではオ・ジファンが2本塁打3打点、パク・ヨンテクが3安打1打点と活躍。リリーフが崩れ6回表の6失点が響いた3位ネクセンは連勝が5で止まった。ネクセン打線ではユン・ソンミンが3安打1本塁打2打点と活躍。 



キア 6−1 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ヤン・ヒョンジョン 5勝7敗  (敗)ノ・ギョンウン 1勝6敗
本塁打) キア : ナ・ジワン 16号  ロッテ : ファン・ジェギュン 17号
 キアは3回表、ロッテの先発ノ・ギョンウンから2番ナ・ジワンの2ランで先制し、先発ヤン・ヒョンジョンも無失点を続けた。キアは5回表、ロッテの2番手ホン・ソンミンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、5番ピルのタイムリーで3点を追加した。ロッテは3番手キム・ユヨン、4番手パク・チンヒョン、5番手パク・シヨン、6番手イ・ミョンウが追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・ゴンヒィは7回裏を無失点に抑えた。
 ロッテは8回裏、キアの3番手チェ・ヨンピルから4番ファン・ジェギュンの3試合連続本塁打で1点を返した。キアは9回表、ロッテの7番手イ・ジョンミンから3番キム・ジュチャンの犠牲フライで1点を追加し、4番手の高卒新人チョン・デヒョン、5番手キム・グァンス、6番手ハン・ギジュの継投で相手の反撃を断ち、ロッテと再び同率5位に並んだ。6回を無失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが5勝目。キア打線では1番シン・ジョンギルが3安打と活躍。先発ノ・ギョンウンが5回途中5失点、打線も沈黙したロッテでは1番ソン・アソプが3安打と活躍。


KT 7−17 ハンファ  (大田)
(勝)チョン・デフン 1勝  (敗)ローウィー 1敗
 KTは1回表、ハンファの先発の新外国人カスティーヨから5番イ・ジニョンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏、KTの先発で韓国初登板だった新外国人ローウィーから6番ヤン・ソンウのタイムリー、相手の暴投で4-1と逆転した。さらに2回裏1番チョン・グヌ、3番ソン・グァンミン、5番ロサリオのタイムリーで4点を追加した。KTは3回表6番パク・キョンス、8番キム・ジョンミン、9番パク・キヒョクのタイムリーで4点を返した。ハンファは3回裏、KTの2番手チョン・ソンゴンからチョン・グヌのタイムリーで1点を追加した。KTは4回表、ハンファの2番手ソン・チャンシクからパク・キョンスのタイムリーで2点を返した。
 ハンファは5回表から3番手チョン・デフンを登板させ、5回裏、KTの4番手イ・チャンジェ、5番手チャン・シファン、6番手シム・ジェミンからチョン・グヌ、ロサリオ、ヤン・ソンウのタイムリーで5点を追加した。3番手パク・チョンジン、4番手チャン・ミンジェ、5番手クォン・ヒョクも反撃を許さず、7回裏、KTの7番手アン・サンビンから9番カン・ギョンハクの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。6番手クォン・ヒョク、7番手シム・スチャンが9回表を無失点に抑え、7位ハンファが3連勝となった。ハンファ打線ではチョン・グヌが3安打3打点、ロサリオが4打点、ヤン・ソンウが5打点と活躍。最下位KTは期待の新外国人ローウィーが2回持たず8失点で降板し4連敗。KT打線ではユ・ハンジュンが3安打、パク・キョンスが3打点と活躍。