DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

    2位NC、5位キア3連勝  ハンファ3連勝で最下位脱出

キア 12−6 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ジーク 8勝8敗  (敗)ボウデン 10勝4敗
本塁打) キア : イ・ボムホ 18号、ピル 11,12号  トゥサン : ミン・ビョンホン 12号
 キアは1回表、トゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の2ランで先制し、3回表3番キム・ジュチャンのタイムリー、5番ピルの3ランで4点を追加した。トゥサンは3回裏、キアの先発ジークから3番ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を返した。キアは5回表、トゥサンの2番手アン・ギュヨンからキム・ジュチャンのタイムリー、ピルの2打席連続本塁打で3点、6回表、トゥサンの3番手イ・ヒョンホの暴投で1点を追加した。
 キアは8回表、トゥサンの3番手コ・ウォンジュンから途中出場の2番ノ・スグァンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは8回裏、キアの2番手シム・ドンソプから途中出場の2番キム・ドンハンのタイムリー(2013年9月以来の打点)、ミン・ビョンホンの本塁打で4点を返した。キアは9回表、トゥサンの4番手チン・ヤゴプから1番キム・ホリョンのタイムリーで1点を追加し、3番手クァク・チョンチョルが無失点に抑え、3連勝でロッテとの同率5位を守った。7回を2失点に抑えたジークは8勝目。キア打線ではピルが2本塁打5打点、2番シン・ジョンギル、8番ペク・ヨンファン、9番カン・ハヌルが3安打と活躍。首位トゥサンは先発ボウデンが3回6失点と振るわなかった。トゥサン打線ではミン・ビョンホンが1本塁打4打点と活躍。


NC 11−9 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)イム・ジョンホ 1勝  (セーブ)イム・チャンミン 15S  (敗)マクレガー 1勝2敗
本塁打) NC : テームズ 25号、ナ・ソンボム 16号  ネクセン : コ・ジョンウク 6号、ユン・ソンミン 7号、ダニー・ドーン 12号
 NCは1回表、ネクセンの先発の新外国人マクレガーから5番イ・ホジュン、7番ソン・シホンのタイムリーで4点を先制した。ネクセンは1回裏、NCの先発イ・ジェハクから5番ダニー・ドーンの犠牲フライで1点を返した。NCは2回表4番テームズの2ランなどで3点を追加し、ネクセンも3回裏2番コ・ジョンウクの本塁打で2点、4回裏7番チェ・テインのタイムリーで1点を返した。そして5回裏、NCの2番手イム・ジョンホからチャンスを作ると、代わった3番手チェ・グムガンから6番キム・ミンソンの2点タイムリーで6-7と追い上げた。NCは6回表3番ナ・ソンボムの3ランで10点目を奪い、マクレガーをノックアウトした。
 ネクセンは7回裏、NCの4番手キム・ジンソンから4番ユン・ソンミンの2ランで反撃し、NCは8回表、ネクセンの3番手マ・ジョンギルからチャンスを作り、代わった4番手キム・サンスの暴投で1点を追加した。ネクセンの5番手キム・ジョンフンは追加点を与えなかった。NCの5番手ウォン・ジョンヒョンも8回裏を無失点に抑えた。ネクセンは9回裏、NCの6番手イム・チャンミンからダニー・ドーンの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで2位NCが3連勝と調子を上げてきた。NC打線ではイ・ホジュンが3打点と活躍。3位ネクセンでは先発マクレガーが6回途中10失点と打たれてしまい、反撃を見せたが追いつくことができなかったネクセン打線ではコ・ジョンウクが3安打1本塁打2打点と活躍。


KT 3−8 SK  (仁川)
(勝)ムン・スンウォン 4勝2敗  (敗)バンワート 4勝7敗
本塁打) SK : ゴメス 15号、チェ・ジョン 16号
 SKは1回裏、KTの先発バンワートから相手のエラーで1点を先制し、2回裏1番ゴメスの2ランでリードを広げた。これでSKは20試合連続本塁打プロ野球タイ記録に並んだ。KTは3回表、SKの先発ムン・スンウォンから3番マルテのタイムリー、4番ユ・ハンジュンの犠牲フライで2点を返した。SKは3回裏、KTの2番手イ・チャンジェ、3番手オム・サンベクから6番パク・チェサンのタイムリー、7番チェ・ジョンの3ラン、2番パク・チョングォンのタイムリーで5点を追加した。KTは5回表2番チョン・ミンスのタイムリーで1点を返した。
 KTの4番手ホン・ソンヨン、5番手キム・サユル、6番チョン・ソンゴンは6回裏以降追加点を与えなかった。2番手チェ・ビョンニョン、3番手パク・ミンホ、4番手パク・ヒィスは相手の反撃を断ち、4位SKが勝利した。5回を3失点に抑えたムン・スンウォンは4勝目。KTは先発バンワートが3回途中で降板し3連敗で、同率最下位に並んでいたハンファが勝利したため単独最下位に転落した。KT打線では1番イ・デヒョンが3安打と活躍。


LG 5−8 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ユン・ギルヒョン 3勝3敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝1敗11S  (敗)チェ・ソンフン 1勝1敗
本塁打) LG : ユ・ガンナム 5号
 ロッテは2回裏、LGの先発ソーサから5番カン・ミンホ、8番イ・ヨサンのタイムリーで2点を先制し、3回裏4番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加した。LGは4回表、ロッテの先発ラリーから4番ヒメネスの犠牲フライ、5番チェ・ウンソンのタイムリーで2点を返し、5回表9番オ・ジファンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ロッテは5回裏ファン・ジェギュンのタイムリーで2点を勝ち越した。LGも6回表8番ユ・ガンナムの2ランですかさず5-5の同点に追いついた。ロッテは6回裏途中から2番手イ・ソンミンに交代させた。
 ロッテは3番手ユン・ギルヒョンが7回表から登板し、7回裏、LGの2番手チェ・ソンフンからチャンスを作り、代わった3番手シン・スンヒョンから相手のエラー、カン・ミンホのタイムリーで3点を勝ち越した。LGの4番手の高卒新人ユ・ジェウは追加点を与えなかった。4番手ソン・スンナクが9回表を無失点に抑え、ロッテが逃げ切りキアとの同率5位を維持した。ロッテ打線ではファン・ジェギュンが3安打3打点、カン・ミンホが3打点と活躍。7位LGは5連敗。LG打線ではオ・ジファンが3安打1打点と活躍。


サムソン 3−6 ハンファ  (大田)
(勝)ソン・チャンシク 4勝2敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝2敗9S  (敗)キム・ドンホ 1敗
本塁打) ハンファ : ロサリオ 20,21号、ソン・グァンミン 13号
 ハンファは2回裏、サムソンの先発キム・ギテから6番ロサリオの3試合連続本塁打となる2ランで先制した。サムソンは3回表、ハンファの先発の新外国人カスティーヨから4番チェ・ヒョンウの内野ゴロの間に1点を返した。ハンファは4回裏ロサリオの2打席連続本塁打で1点を追加した。サムソンは6回表6番チェ・ジェウォンのタイムリーで1点を返すと、代わったハンファの2番手クォン・ヒョクから9番キム・サンスへの押し出しの四球で3-3の同点に追いついた。そして6回裏途中から2番手キム・デウ、3番手ペク・チョンヒョンと継投策をとった。
 ハンファは7回表途中から3番手ソン・チャンシクを登板させ、7回裏、サムソンの4番手キム・ドンホからチャンスを作り、代わった5番手アン・ジマンから3番ソン・グァンミンの3ランで勝ち越した。サムソンの6番手クォン・オジュンは追加点を与えなかった。4番手チョン・ウラムは9回まで無失点に抑え、ハンファが勝利し3連勝でKTとの同率最下位から単独9位に浮上した。ハンファ打線ではロサリオが2本塁打3打点と活躍。8位サムソンは低迷が続き混戦の最下位争いから抜け出せそうもない。