ロッテは30日、初めてFA(フリーエージェント)を行使し前所属球団ネクセンとの交渉が決裂していたソン・スンナク投手(33)と契約期間4年、契約金32億ウォン、年俸7億ウォンの総額60億ウォンで契約した(2015年の年俸は5億3000万ウォン)。
ソン・スンナクは大学卒業後2005年現代へ入団、1年目から5勝と一軍で活躍した。解散後は軍へ入隊し除隊された後の2010年ネクセンへ入団した。ネクセンでは抑えとして起用され、2010年は26セーブで初の最多セーブのタイトルを獲得した。その後2013年自己最多の46セーブ、2014年は32セーブで2年連続最多セーブに輝いた。2015年シーズンの成績は58試合に登板、4勝6敗23セーブ、防御率3.82。プロ通算11年間の成績は382試合に登板、30勝35敗177セーブ5ホールド、防御率3.68。ロッテは29日、SKからFAとなっていたユン・ギルヒョン投手に次いで、実績あるリリーフ投手の補強に成功し、2015年シーズン8位に低迷した大きな要因の抑えの切り札不足を解消しようとしている。