DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FAナ・ジュファン、イ・ジェヨンと再契約

 SKは1日、2015年のFA(フリーエージェント)選手として権利を行使したナ・ジュファン内野手(30)と契約金なし、契約期間2年、年俸総額最大5億5000万ウォン(2015年は年俸2億ウォンにオプション5000万ウォンで2016年は年俸2億5000万ウォンにオプション5000万ウォン)、イ・ジェヨン投手(35)と契約金なし、契約期間2年、年俸総額最大4億5000万ウォン(2015年は年俸1億5000万ウォンにオプション5000万ウォンで2016年は年俸2億ウォンにオプション5000万ウォン)でそれぞれ再契約した。
ナ・ジュファンは高校卒業後2003年トゥサンへ入団し、一軍の控えとして起用されていたが、2007年シーズン途中の5月トレードでSKへ移籍した。SKでは主にショートとして活躍し、3度の韓国シリーズ優勝にも貢献した。2010年シーズン終了後、兵役のため軍へ入隊し除隊され2013年より復帰したが、出場機会に恵まれなかった。2014年は主にセカンドを守り、127試合に出場、打率.273、7本塁打、51打点、10盗塁の成績を残した。プロ通算10年間の成績は968試合に出場、打率.257、39本塁打、292打点、74盗塁。
 イ・ジェヨンは高校卒業後2002年トゥサンへ入団し、中継ぎとして活躍した。軍から除隊され復帰したのちの2008年シーズン途中、LGへトレードされた。2010年シーズン途中SKへトレードされ、右の中継ぎとして起用されてきた。2014年の成績は38試合に登板、1勝4ホールド、防御率6.19。プロ11年間の通算成績は449試合に登板、37勝31敗23セーブ60ホールド、防御率4.11。
 SKはこれで2014年シーズンオフにFAを行使したチェ・ジョン、キム・ガンミン、チョ・ドンファに続いて、5名の選手とすべて再契約を結ぶことに成功した。

(1月1日現在の為替レート:1000万ウォンが109万2930円。)


(文責:ふるりん