トゥサンは29日、先日ＦＡ(フリーエージェント)を行使し前所属先のロッテと交渉が決裂していたチャン・ウォンジュン投手(29)と契約期間4年、契約金40億ウォン、年俸10億ウォン、インセンティブ4億ウォンの総額最大84億ウォンで契約した。
チャン・ウォンジュンは高校卒業後2004年ロッテへ入団し、1年目から先発左腕として起用された。2008年から2011年まで4年連続2ケタ勝利を記録し、2011年には自己最多の15勝をあげたがシーズン終了後軍へ入隊した。除隊後復帰した2014年シーズンは27試合に登板、10勝9敗、防御率4.59の成績だった。プロ9年間の通算成績は258試合に登板、85勝77敗2ホールド、防御率4.18。先発投手陣の層が薄かったトゥサンではユ・ヒィグァンとならぶ左の先発として起用されると思われる。なお、2014年シーズンオフ、チャン・ウォンジュン以外にもＫＴと契約したキム・サユル、パク・木ヒョクも含め、ロッテはＦＡを行使した3人の選手すべてが移籍となり、戦力低下が必至となった。
（注：11月29日現在の為替レートは1億ウォンが1065万3100円。）
（文責：ふるりん）
