DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2022年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 イ・デヒョン、キム・サンヒョンなど特別指名選手9名発表

 KTは28日、他の9球団が提出した保護対象選手20名以外の選手を対象とした特別指名選手9名を発表した。


【KT 特別指名選手一覧】

サムソン : チョン・ヒョン(内野手) 
ネクセン : チャン・シファン(投手)
LG : ペ・ビョンウク(外野手)
NC : イ・ソンミン(投手)
SK : キム・サンヒョン(外野手)
トゥサン : チョン・デヒョン(投手)
ロッテ : ヨン・ドカン(捕手)
キア : イ・デヒョン(外野手)
ハンファ : ユン・グニョン(投手)

 
 2015年シーズンより1軍へ参加するKTは今回指名した選手と契約するに当たり、1名につき10億ウォンの補償金を前所属球団に払わなくてはならない。同様の特別指名は、2013年より1軍へ参加したNCも2012年11月に実施している。

 
 9名の選手のうち、特に実績があるのはイ・デヒョン(31)である。LG在籍時の2007年から2010年まで4年連続盗塁王のタイトルを獲得し、2013年オフシーズンFAでキアへ移籍した。2014年シーズンは126試合に出場、打率.323、1本塁打、40打点、22盗塁の成績で主力として活躍していたが、8位に低迷したキアは保護対象選手に投手を多く指名し、イ・デヒョンが漏れてしまったと思われる。
 キア在籍時の2009年本塁打・打点の二冠王でシーズンMVPも受賞したキム・サンヒョン(34)は、2010年以降相次ぐ故障で活躍できず、2013年シーズン途中の5月SKへトレードされた。2014年シーズンは42試合に出場、打率.263、5本塁打、20打点、1盗塁と野手の層が厚いSKでは出場機会が限られていた。イ・デヒョンは快足を生かした1番打者、長打力のあるキム・サンヒョンは主軸として新天地での活躍が期待される。
 トゥサン、ロッテで控え捕手として起用されてきたヨン・ドカン(33)は、経験不足の選手が多い新球団で正捕手としての活躍が期待される。2014年シーズンは59試合に出場、打率.305、1本塁打、11打点、0盗塁。投手ではハンファで左の中継ぎとして起用されてきたユン・グニョン(28)が目を引く。2014年シーズンの成績は36試合に登板、2勝3敗5ホールド、防御率7.16。また現代-ネクセンでのプロ通算8年間で未勝利のチャン・シファン(27)も、新球団での初勝利を目指す。また新人だった2013年は40試合に登板した右腕イ・ソンミン(24)も、2014年は9試合の登板にとどまったが、新天地でのさらなる成長を目指す。
 またサムソンで1軍経験のあるチョン・ヒョン(20)、1軍通算5年間で2勝の左腕チョン・デヒョン(23)は2014年12月から軍への入隊が決まっている。除隊は2016年秋に予定されそれまで1軍に出場できないが、将来性を考えて指名したと思われる。2014年高卒新人としてLGに入団し、まだ1軍経験のないペ・ビョンウク(19)も同様である。

(11月28日現在の為替レート:1億ウォンが1064万9000円。1万ドルが118万1200円。)

(文責 : ふるりん