ＳＫは29日ソウル市内のホテルで記者会見を開き、キム・グァンヒョン投手(26)の米国メジャーリーグ進出を支持することを発表した。
キム・グァンヒョンは高校卒業後2007年ＳＫへ入団し、この年の韓国シリーズ第4戦で好投し、初優勝に貢献した。2008年16勝で最多勝となり、韓国シリーズ2連覇でシーズンＭＶＰを受賞した。またこの年は北京五輪で好投し韓国代表の優勝に貢献した。また2010年にも自己最多の17勝で自身2度目の最多勝に輝き、ＳＫを3度目の優勝に導いた。
しかし2011年以降故障に悩まされ、2012年8勝、2013年10勝と復活の気配を見せ、2014年シーズンは13勝9敗、防御率3.42とチーム最多勝と活躍した。プロ8年間の通算成績は185試合に登板、85勝49敗、防御率3.30。
席上でキム・グァンヒョンは米国メジャーリーグ進出への夢を語り、これまで在籍してきたＳＫに対して感謝の念を述べた。今後は2012年オフシーズン、ハンファからロサンゼルスドジャースへ移籍したリュ・ヒョンジンのように、11月1日、ＫＢＯ(韓国野球委員会)が米国メジャーリーグへポスティングの手続きを取り、4日以内に応札する球団があれば最高額を提示したところがキム・グァンヒョンとの交渉権を得ることになる。
（文責 ： ふるりん）
