10日、2013年シーズンのポジション別に活躍した選手を選ぶゴールデングラブ賞の表彰式がソウル市内で開かれた。受賞者はあらかじめ発表された候補者の中から記者などの投票で決定された。
【2013年ゴールデングラブ賞 受賞者一覧】
投手 : ソン・スンナク(ネクセン) 57試合 3勝2敗46セーブ 防御率2.30
捕手 : カン・ミンホ(ロッテ) 105試合 打率.235 11本塁打 57打点 4盗塁
一塁 : パク・ピョンホ(ネクセン) 128試合 打率.318 37本塁打 117打点 10盗塁
二塁 : チョン・グヌ※(SK) 112試合 打率.280 9本塁打 35打点 28盗塁
三塁 : チェ・ジョン(SK) 120試合 打率.316 28本塁打 83打点 24盗塁
遊撃 : カン・ジョンホ(ネクセン) 126試合 打率.291 22本塁打 96打点 15盗塁
外野 : ソン・アソプ(ロッテ) 128試合 打率.345 11本塁打 69打点 36盗塁
チェ・ヒョンウ(サムソン) 128試合 打率.305 29本塁打 98打点 2盗塁
パク・ヨンテク(LG) 125試合 打率.328 7本塁打 67打点 13盗塁
指名打者 : イ・ビョンギュ(LG) 98試合 打率.348 5本塁打 74打点 2盗塁
※2013年シーズンの所属球団。11月FAでハンファへ移籍。
先発投手で突出した成績を残した選手がいなかったため、最多セーブ(46セーブ)のソン・スンナクが抑え投手としては1994年のチョン・ミョンウォン(現代)以来19年ぶりに投手部門でゴールデングラブを受賞した。そのほかには2013年シーズンMVP(最優秀選手)、打点・本塁打の二冠王に輝いたパク・ピョンホ、最多安打のソン・アソプも受賞した。なお2013年首位打者となったイ・ビョンギュ(元中日、背番号9)は39歳と史上最年長での受賞となった。
またチーム別にみると、球団史上初のポストシーズン進出を達成したネクセンが3人と最多である。なお、トゥサン、キア、NC、ハンファからは誰も選ばれなかった。