DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   名捕手パク・キョンワン引退、2軍監督就任

 史上最長の実働23年を記録したパク・キョンワン捕手(41)が現役引退を表明した。
 パク・キョンワンは高校卒業後1991年サンバンウル(1999年消滅)に入団し、正捕手として活躍した。トレードで1998年から現代(2007年消滅)に在籍し、2000年に40本塁打本塁打王となった。FA(フリーエージェント)で2003年SKに移籍し、2004年34本塁打で2度目の本塁打王に輝くなど、強打の捕手として長年活躍した。現代で2度(1998、2000)、SKで3度(2007、2008、2010)と合計5度の韓国シリーズ優勝を経験した。
 国際大会には2000年シドニー五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場した。しかし2011年以降故障で満足に試合に出られず、2013年シーズンはたったの8試合のみの出場だった。捕手として史上最多の通算314本塁打を記録し、プロ23年間の通算成績は2043試合に出場、打率.249、1480安打、995打点、75盗塁。なお1065三振、166死球も史上最多である。
 今後はSKの2軍監督へ就任し、指導者の道を歩むことになった。