DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  プロ野球選手協会会長パク・チェホン、現役引退を表明

 プロ野球選手協会は24日、パク・チェホン選手協会会長(39)が現役引退を表明したと報道資料を通して明らかにした。
 高麗大学卒業後、1996年現代へ入団したパク・チェホンは走攻守揃った大型外野手として活躍し、30本塁打、108打点で本塁打tと打点の2冠王、36盗塁でプロ野球史上初の30本塁打−30盗塁の偉業を達成した。その後1998年、2000年にも30本塁打−30打点を記録するなど韓国を代表するスター選手となり、国際大会に強いことから「リトルキューバ」の異名で親しまれた。2000年には115打点で2度目の打点王となり、現代の2度目の韓国シリーズ優勝に貢献した。
 しかしその後成績が落ち、2003年キアへとトレードされた。だが現代のころほどの成績を残せず、2005年SKへトレードされると復活し、2007、2008年は主力としてSKの韓国シリーズ優勝にも貢献した。だが2010年より年齢による衰えが顕著となり、2011年12月、プロ野球選手協会会長となった。2012年、プロ野球史上7人目となる通算300本塁打を達成したが、オフにSKより引退してコーチ研修を受けるように勧められたが、現役続行を希望したため自由契約となった。しかし2013年で40歳となるベテラン選手に声をかける球団はなかったようで、突如引退を決意したと思われる。プロ17年間の通算成績は1797試合に出場、打率.284、1732安打、300本塁打、1081打点、267盗塁。25日、ソウル市内のホテルで引退記者会見が開かれる。
(文責 : ふるりん