プロ野球選手協会は24日、パク・チェホン選手協会会長(39)が現役引退を表明したと報道資料を通して明らかにした。
高麗大学卒業後、1996年現代へ入団したパク・チェホンは走攻守揃った大型外野手として活躍し、30本塁打、108打点で本塁打tと打点の2冠王、36盗塁でプロ野球史上初の30本塁打−30盗塁の偉業を達成した。その後1998年、2000年にも30本塁打−30打点を記録するなど韓国を代表するスター選手となり、国際大会に強いことから「リトルキューバ」の異名で親しまれた。2000年には115打点で2度目の打点王となり、現代の2度目の韓国シリーズ優勝に貢献した。
しかしその後成績が落ち、2003年キアへとトレードされた。だが現代のころほどの成績を残せず、2005年SKへトレードされると復活し、2007、2008年は主力としてSKの韓国シリーズ優勝にも貢献した。だが2010年より年齢による衰えが顕著となり、2011年12月、プロ野球選手協会会長となった。2012年、プロ野球史上7人目となる通算300本塁打を達成したが、オフにSKより引退してコーチ研修を受けるように勧められたが、現役続行を希望したため自由契約となった。しかし2013年で40歳となるベテラン選手に声をかける球団はなかったようで、突如引退を決意したと思われる。プロ17年間の通算成績は1797試合に出場、打率.284、1732安打、300本塁打、1081打点、267盗塁。25日、ソウル市内のホテルで引退記者会見が開かれる。
(文責 : ふるりん)