DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  LG、2試合連続延長戦で勝利


トゥサン−サムソン(大邱)、ハンファ−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。


ネクセン 1―4 SK   (仁川・文鶴)
(勝)ソン・ウンボム 6勝1敗  (セーブ)チョン・ウラム 2勝4敗24S  (敗)カン・ユング 2勝6敗
本塁打) SK : パク・チンマン 3号、チェ・ジョン 21号
 ネクセンは3回表、SKの先発ソン・ウンボムから2番ユ・ジェシンの犠牲フライで1点を先制した。SKは3回裏、ネクセンの先発カン・ユングから9番パク・チンマン本塁打で同点に追いつくと、3番チェ・ジョンのシーズン本塁打数自己新記録となる21号2ランで逆転した。さらに8回裏、8番チョン・サンホの犠牲フライで1点を追加した。ネクセンはその後イ・ボグン、パク・チョンユのリリーフ陣も追加点を与えなかった。
 7回途中からキム・ジュン、パク・ヒィス、チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、3位SKが逆転勝ちし、試合が雨天中止となった2位ロッテとのゲーム差を2.5に縮めた。7回途中まで1失点に抑えたソン・ウンボムが6勝目。6位ネクセンは打線が繋がらず、キアに勝った7位LGとのゲーム差が3とやや縮まってきた。


キア 3―4 LG   (ソウル・蚕室)
(勝)イ・サンヨル 1勝2敗  (敗)パク・キョンテ 1勝6敗
 キアは2回表、LGの先発ジュキッチから7番イ・ジュンホ、9番ホン・ジェホのタイムリーで3点を先制した。LGは3回裏、キアの先発ソーサから途中出場の4番チェ・ヨンジンのタイムリー、相手のエラーで2点を返した。ジュキッチは3回以降追加点を与えず7回を3失点で降板し、LGは7回裏、キアの2番手チン・ヘスから3番イ・ジニョンの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。その後キアのソン・ヨンミン、パク・キョンテ、LGのウ・ギュミンの好投で互いに勝ち越せず、試合は2試合連続で延長に突入した。
 7位LGは10回裏、パク・キョンテからチャンスを作ると、代わったキアの6番手の大卒新人パク・チフンから途中出場の8番イ・デヒョンのタイムリーで2試合連続の逆転サヨナラ勝ちとなった。10回表3番手として登板したイ・サンヨルが2012年シーズン初勝利。打線では1番パク・ヨンテク、2番キム・ヨンウィが3安打と活躍。5位キアは2試合連続の延長戦サヨナラ負けで、試合が雨天中止となった4位トゥサンとのゲーム差が4に開いた。打線ではホン・ジェホが3安打1打点と活躍。