2008年のプロ野球年間総合優勝を決める韓国シリーズが26日開幕するのに先立ち、第1戦が行われるＳＫの本拠地、仁川・文鶴野球場でメディアデーということで恒例の記者会見が開かれ、ＳＫのキム・ソングン監督、トゥサンのキム・ギョンムン監督、選手代表としてＳＫのイ・ジニョン、トゥサンのキム・ドンジュの4名が出席した。
両チームは2007年に続いて2年連続2度目の韓国シリーズでの対決となり、記者会見から両監督による舌戦が繰り広げられた。公式戦を圧倒的な強さで制し韓国シリーズ連覇を狙うＳＫのキム・ソングン監督は、第7戦までもつれることを考えて戦う、と慎重な姿勢を崩さなかった。なお前回の雪辱を晴らそうとするトゥサンのキム・ギョンムン監督は、挑戦者の心意気で全力を尽くすと抱負を述べた。
注目の第1戦の予告先発は、ＳＫが北京五輪でも活躍し、20歳ながらチームのエースとなったキム・グァンヒョン(※16勝4敗)、トゥサンがランデル(※9勝9敗)と発表された。なお優勝チームは、11月13日からのアジアシリーズ2008(日本・東京ドーム)に出場し、日本、台湾、中国の各国リーグを制したチームとアジアの頂点をかけて戦う。
注 ： ※は今季公式戦の成績。
【2008年 韓国シリーズ 試合日程】
最大7試合、先に4勝したチームはが優勝。
延長戦は回数、時間ともに制限なく、決着がつくまで実施。
第1戦 ： 10月26日14時(仁川・文鶴)
第2戦 ： 10月27日18時(仁川・文鶴)
第3戦 ： 10月29日18時(ソウル・蚕室)
第4戦 ： 10月30日18時(ソウル・蚕室)
第5戦 ： 10月31日18時(ソウル・蚕室)
第6戦 ： 11月2日13時半(仁川・文鶴)
第7戦 ： 11月3日18時(仁川・文鶴)
