2008年のプロ野球ポストシーズンは、いよいよ韓国シリーズ出場チームを決めるプレーオフへと突入する。公式戦2位のトゥサンと、準プレーオフでロッテに3連勝したサムソンが、ＳＫとの韓国シリーズ(26日開幕予定)出場権をかけて、16日から対決する。
15日はメディアデーということで、トゥサンの本拠地、ソウル・蚕室野球場でポストシーズン恒例の前日記者会見が開かれ、トゥサンのキム・ギョンムン監督、サムソンのソン・ドンヨル監督(元中日)だけでなく、選手代表として両チーム主将のキム・ドンジュ(トゥサン)、チン・ガビョン(サムソン)が出席した。キム・ギョンムン監督とソン・ドンヨル監督は高麗大学の先輩と後輩の間柄であり、2007年12月の北京五輪アジア地区予選では、先輩のキム・ギョンムン監督が代表監督、後輩のソン・ドンヨル監督が投手コーチとなり、ともに韓国代表の指揮を執った。(その後ソン・ドンヨル監督は健康上の理由で韓国代表のコーチを辞任)またキム・ドンジュとチン・ガビョンも高麗大の先輩、後輩の間柄であり（チン・ガビョンが1学年上)、記者会見場は和気あいあいとしたムードでありながらも、勝負の世界は別ということで、両チームの監督ともに第6戦、7戦までもつれ込む激戦となることを予想するコメントを述べた。
なお注目の第1戦の先発は、トゥサンがキム・ソヌ(6勝7敗)、サムソンがペ・ヨンス(9勝8敗)と発表された。
【プレーオフ 試合日程】
最大7試合、先に4勝したチームは、10月26日からＳＫ(公式戦優勝)との韓国シリーズに出場。
延長戦は回数、時間ともに制限なく、決着がつくまで実施。
第1戦 ： 10月16日18時(ソウル・蚕室)
第2戦 ： 10月17日18時(ソウル・蚕室)
第3戦 ： 10月19日13時半(大邱)
第4戦 ： 10月20日18時(大邱)
第5戦 ： 10月21日18時(大邱)
第6戦 ： 10月23日18時(ソウル・蚕室)
第7戦 ： 10月24日18時(ソウル・蚕室)
