プレーオフ第2戦
ハンファ 1−6 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ランデル 1勝 (敗)ムン・ドンファン 1勝2敗
(本塁打) トゥサン : アン・ギョンヒョン 1号
トゥサンが先勝したプレーオフの第2戦は、トゥサンの先発がランデル(元読売、29試合、12勝7敗、防御率3.25)、ハンファの先発がムン・ドンファン(26試合、10勝9敗、防御率3.47)で始まった。第2戦も第1戦と同様、試合開始1時間前に入場券が売り切れ、3万500人の大観衆を集めた。3回までは両先発投手の投手戦が続き、互いに得点を奪えない。均衡が破れたのは4回裏だった。トゥサンはこの回チョン・サンヨルが満塁のチャンスでタイムリーを打ち2点を先制すると、さらにチャン・ウォンジンのタイムリーで2点を追加し4−0とする。
さらにトゥサンは5回裏ベテランのアン・ギョンヒョンのポストシーズン通算8本目となる2ランで6−0とリードを広げた。ハンファは6回表、ランデルからイ・ドヒョンのタイムリーで1点を返すが、その後得点を許さずランデルは7回1失点でマウンドを降りる。その後トゥサンはイ・ヒェチョン、イ・ジェウ、キム・ソンベの継投でハンファに反撃を許さず、トゥサンが危なげなく勝利し連勝で韓国シリーズ進出に王手をかけた。
第3戦は10日18時から蚕室(チャムシル)野球場で、トゥサンの先発が高卒ルーキーのキム・ミョンジェ(28試合、7勝6敗、防御率4.63)、ハンファの先発が準プレーオフMVPのチェ・ヨンピル(40試合、8勝8敗5S、防御率2.89)で始まる。トゥサンは3連勝で4年ぶりの韓国シリーズ出場なるか。それともハンファが1勝をあげ、決戦の舞台を本拠地・大田(テジョン)に移すことができるか。
(文責:ふるりん)