DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  WBCキューバ代表との親善試合で2連勝

 3月6日より2017 WBC1次ラウンド・プールAに出場する韓国代表チームは28日、WBCオーストラリア代表と親善試合を行った。
 韓国代表は3回裏、オーストラリアの先発ティム・エサートンからイ・ヨンギュ(ハンファ)のタイムリーで1点を先制し、先発ウ・ギュミン(サムソン)は4回表まで無失点に抑えた。すると4回裏にオーストラリアの2番手ローランドスミスからキム・ジェホ(トゥサン)のタイムリーで1点、イ・ヨンギュの犠牲フライ、ソ・ゴンチャン(ネクセン)のタイムリーで3点を追加した。韓国の2番手チャ・ウチャン(サムソン)は5回裏にミッチ・デニングのタイムリーで1点を返された。
 韓国代表は6回裏、オーストラリア代表の4番手トッド・バン・スティーゼルからキム・テギュン(ハンファ・元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を追加した。チャ・ウチャンは7回表まで投げ、3番手イ・デウン(警察・元千葉ロッテ)はアラン・デ・サンミケルの本塁打で1点を返され、ジェイムズ・べレスフォードの内野ゴロの間に3点目を奪われた。韓国代表は8回裏、オーストラリア代表の5番手ライアン・サールからキム・テギュン、オ・ジェウォン(トゥサン)のタイムリーで3点を追加し、4番手イ・ヒョンスン(トゥサン)が9回表を無失点に抑え8-3で勝利した。韓国代表打線ではソ・ゴンチャンが5安打2打点と活躍。
 これでWBC韓国代表は2017 WBC1次ラウンドの前のWBCキューバ代表との2試合、オーストラリアとの1試合の国際親善試合3試合で3勝と、3月6日の初戦・イスラエル戦に向けて弾みをつけることができた。今後高尺スカイドームにて3月2日19時より尚武、3月4日19時より警察と練習試合を行う(試合は非公開)。

  沖縄で練習試合

 日本・沖縄県でキャンプ中のネクセンとキアは28日、キアのキャンプ地・金武町ベースボールスタジアムで練習試合を行った。
 キアは1回裏にネクセンの先発の新外国人オサリバンからソ・ドンウク、ナ・ジワン、キム・ジュヒョンのタイムリーで3点を先制し、2回裏にノ・スグァンのタイムリーで1点を追加した。キアの先発イム・ギヨンは2回表まで無失点に抑えた。ネクセンの2番手チェ・ウォンテは4回裏まで無失点に抑えると、5回表にキアの2番手の新外国人パット・ディーンからホ・ジョンヒョプの本塁打で1点を返した。ネクセンの3番手キム・ユンファンは6回裏まで無失点に抑え、キアの3番手キム・グァンスは6回表、4番手コ・ヒョジュンは7回表をそれぞれ無失点に抑えた。キアは7回裏にネクセンの4番手パク・チュヒョンから相手のエラーで1点を追加した。キアの5番手パク・チフンは8回表、ネクセンの5番手イ・ボグンは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。6番手シム・ドンソプは9回表を無失点に抑え、5-1で勝利した。

  沖縄で練習試合

 日本・沖縄県でキャンプ中のSKとロッテは28日、SKのキャンプ地・具志川野球場(うるま市)で練習試合を行った。
 SKは2回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンからハン・ドンミンのタイムリーで1点を先制し、先発ケリーは3回表まで無失点に抑えた。ロッテは4回表にSKの大卒新人キム・ソンミンからキム・サンホのタイムリーで1-1の同点に追いついた。SKは4回裏にロッテの2番手イ・ミョンウからチェ・ジョンの本塁打、イ・ジェウォンのタイムリーで2点を勝ち越した。ロッテの3番手パク・シヨンは5回裏、4番手チャ・ジェヨンは6回裏を無失点に抑えた。SKの3番手キム・ジュハンは好投し、7回裏にロッテの5番手ペ・ジェソンからチョン・ウィユンの犠牲フライで1点を追加し、ロッテは8回表にオ・スンテクの本塁打などで2点を返した。SKは8回裏にロッテの6番手カン・ドンホからチョン・ジンギのタイムリーで1点を追加し、チェ・ビョンニョンが9回表を無失点に抑え5-3で勝利した。

  広島と練習試合

 日本・沖縄県恩納村でキャンプ中のサムソンは28日、日本プロ野球・広島と相手のキャンプ地のコザしんきんスタジアム(沖縄市)で練習試合を行った。
 サムソンは2回表にチェ・ギョンチョルのタイムリーで1点を先制し、3回表にムン・ソンヨプのタイムリーで2点を追加した。サムソンの先発イ・スミンは3回裏まで無失点に抑えた。だがサムソンの2番手チェ・ジグァンは4回裏に2点を返されると、5回裏には2点を失い3-4と逆転された。サムソンは7回表にウ・ドンギュン、ムン・ソンヨプのタイムリーで6-4と逆転したが、3番手クォン・オジュン、4番手パク・クンホンが7回裏に8点を失い6-12と逆転された。5番手キム・スンヒョンは8回裏まで無失点に抑え、9回表にチェ・ウォンジェのタイムリーで1点を返すもサムソンは7-12で敗れた。打線ではムン・ソンヨプが3打点と活躍。
(文責:ふるりん