DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 6月21−26日

6月21(火)−23日(木)  : SK−キア(光州)、ハンファ−サムソン(大邱)、ネクセン−LG(ソウル・蚕室)、トゥサン−ロッテ(釜山・社稷)
6月24(金)−26日(日) : LG−SK(仁川・文鶴)、ネクセン−サムソン(大邱)、キア−トゥサン(ソウル・蚕室)、ロッテ−ハンファ(大田)


[試合開始時刻]

平日 : 18時半、土日・祝日 : 17時

(6月19日現在)
【打率】  
※ 規定打席到達者(試合数×3.1)
1.イ・ビョンギュ(LG)           .373
2.イ・デホ(ロッテ)             .366
3.イ・ヨンギュ(キア)          .361
4.カン・ミンホ(ロッテ)                    .321
4.イ・ボムホ(ハンファ)                   .321


【打点】
1.イ・デホ(ロッテ)                   60
2.イ・ボムホ(キア)              54
3.チェ・ヒョンウ(サムソン)        47
4.パク・ソンミン(サムソン)                  45
4.チェ・ジュンソク(トゥサン)            45
4.パク・ヨンテク(LG)              45
4.チェ・ジンヘン(ハンファ)              45


本塁打
1.イ・デホ(ロッテ)            17
2.チェ・ヒョンウ(サムソン)         14
3.イ・ビョンギュ(LG)              13
4.イ・ボムホ(キア)                 12
4.チェ・ジンヘン(ハンファ)             12


【安打】
1.イ・デホ(ロッテ)        86
2.イ・ビョンギュ(LG)                85
3.チョン・ジュヌ(ロッテ)              76
4.パク・ヨンテク(LG)      75
5.カン・ミンホ(ロッテ)             70
5.イ・ボムホ(ハンファ)             70


【盗塁】
1.オ・ジェウォン(トゥサン)       26
2.イ・デヒョン(LG)       23
3.ペ・ヨンソプ(サムソン)     20
4.キム・ソンビン(キア)          17
5.チョン・ジュヌ(ロッテ)      15

     
防御率
規定投球回数達成者(試合数と同イニング)
1.グローバー(SK)              2.81
2.ロペス(キア)              2.83
3.ニッパート(トゥサン)                2.87
4.チャン・ウォンジュン(ロッテ)                 2.98
5.チャ・ウチャン(サムソン)                      2.99


【勝利数】
1.チャン・ウォンジュン(ロッテ)       8
1.ユン・ソンミン(キア)        8
1.パク・ヒョンジュン(LG)       8
4.ロペス(キア)       7
4.リュ・ヒョンジン(ハンファ)           7


奪三振
1.リュ・ヒョンジン(ハンファ)             103
2.ユン・ソンミン(キア)      85
3.グローバー(SK)                80
4.パク・ヒョンジュン(LG)             79
5.ジュキッチ(LG)                76


【セーブ】
1.オ・スンファン(サムソン)      20
2.チョン・デヒョン(SK)        9
2.ソン・シニョン(ネクセン)         9
4.イム・テフン(トゥサン)    7
5.チョン・ウラム(SK)     6
5.キム・グァンス(LG)    6
5.オネリー(ハンファ)      6


【ホールド】
1.チョン・ウラム(SK)        11
1.コ・チャンソン(トゥサン)     11
3.チョン・ヒョヌク(サムソン)    10
3.イ・サンヨル(LG)        10
5.クォン・ヒョク(サムソン)    9

  5月4日 キアタイガース−ネクセンヒーローズ(ソウル・木洞野球場)

 新スポンサー:ネクセンタイヤがついて2年目、球団創設まだ4年目と最も歴史の浅いネクセンヒーローズ。その本拠地である木洞野球場も、近年のプロ野球人気の高まりにより年々盛り上がりを見せています。
 不人気極まりなかった現代ユニコーンズを事実上受け継いで創設されたヒーローズですが、近隣のアパート団地の住民を中心に地道な営業努力を続けていて、他の球団と比べて数は少ないものの、年々ヒーローズファンは着実に増えているように思います。


 この木洞野球場のシンボルとも言うべき、ヒーローズのマスコット:トクトリは、この日試合前のグラウンドを一輪車のような乗り物で駆け回っていました。


 試合は予定通り18時半に開始され、3塁側のネクセン応援席も徐々に賑わいを見せてきました。


 しかしながら、ビジターである1塁側キア応援席のほうが正直盛り上がっています。やはりこの木洞野球場は、歴史の浅い首都ソウルの球団の本拠地ということもあり、ビジターチームのファン頼みの要素がまだまだ強いです。
 熱狂的なロッテやキアのファンに負けないくらいのヒーローズファンが1塁側を占拠する日が、いつか来てほしいものです。


 キア応援席は、先発ユン・ソンミンの好投でリードしていたこともあり、翌日5日がこどもの日の祝日ということもあって満員に近く立錐の余地もないほどでした。

 試合は6−1でキアが快勝しました。

 さて、次回はこどもの日に超満員となった蚕室野球場の様子をお届けします。
(文責 : ふるりん)