皆様、明けましておめでとうございます。2022年も当ブログをよろしくお願いいたします。
2022年は1982年に現在の韓国野球委員会(KBO)によるプロ野球開始から40年と節目の年です。1982年当時は6球団でしたが、2015年までに現在の10球団体制が確立しました。
レギュラーシーズン開幕は4月2日(土)で10球団が144試合で順位を争い、その後上位5チームによるポストシーズンが開幕、韓国シリーズ優勝チームが年間優勝となります(2021年はKTウィズが初優勝)。9月には中国・杭州にて4年に1度のアジア競技大会が開催され、野球韓国代表は4連覇を狙いますが2014年仁川大会、2018年ジャカルタ・パレンバン大会と異なりプロ野球のレギュラーシーズンは中断されないことになっています(代表監督などは1月1日時点では未定で、優勝すれば兵役免除の恩典があるため軍へ入隊していない20代前半までの若手選手主体のチーム構成が予想されています)。1年延期され2021年に開催された東京オリンピック野球で韓国代表は4位と結果を残せず、今後の巻き返しのために重要な大会となります。
2021年シーズン終了後、FA(フリーエージェント)となった選手たちの移籍が例年になく活発で、大きな話題を呼びました。
【移籍した2022年FA選手】
ホ・ドファン(捕手) KT→LG
パク・コヌ(外野手) トゥサン→NC
パク・ヘミン(外野手) サムソン→LG
パク・ピョンホ(内野手) キウム→KT
ナ・ソンボム(外野手) NC→キア
ソン・アソプ(外野手) ロッテ→NC
注:1月1日時点で2022年以降の契約が決まった選手のみ。
控え捕手としての経歴が長いホ・ドファンを除くと各チームの中軸として活躍してきた選手たちで、パク・コヌとナ・ソンボムは4年以上かつ総額最大100億ウォン以上の大型契約でした。一線級で活躍できる選手たちは限られており、こうした選手獲得の熾烈な競争は今後も続くかもしれません。
2022年は大物選手の移籍により勢力範囲が大きく変化する可能性がありますが、例年通り2月1日からプロ野球10球団は開幕前のキャンプに入り、その後練習試合や示範競技などで調整していくと思われます。まだシーズン開幕まで3ヶ月ありますが、当ブログでは様々な情報を皆様にお届けしますので、日々ご覧くださるようお願いいたします。
(文責 : ふるりん)