DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手ダニエル・パルカと契約  サラディーノはウェーバー公示

 サムソンライオンズは7月29日、2020年シーズンの新外国人選手としてダニエル・パルカ(28)と年俸10万ドル、契約金2万ドル、インセンティブ5万ドルの総額最大17万ドルで契約した。これにより外国人選手として契約していたタイラー・サラディーノ内野手(31)はウェーバー公示された。

 アメリカ合衆国出身の左打ちの外野手ダニエル・パルカは2013年にMLB(メジャーリーグベースボール)・アリゾナダイヤモンドバックスと契約、その後ミネソタツインズへ移籍するも2017年までメジャーリーグ昇格はなかった。2018年にシカゴホワイトソックスと契約、同年初めてメジャーリーグに昇格し124試合に出場、27本塁打、67打点を記録した。2019年はホワイトソックスで30試合の出場にとどまり、2020年シーズンは当初ホワイトソックス傘下のAAA級マイナーリーグのチームに所属していた。メジャーリーグ2年間の通算成績は154試合に出場、打率.218、29本塁打、71打点、2盗塁。マイナーリーグ7年間の通算成績は661試合に出場、打率.269、136本塁打、433打点、50盗塁。

 なお、2020年シーズンの新外国人選手として5月5日の開幕当初に契約していたタイラー・サラディーノは7月28日まで44試合に出場、打率.280、6本塁打、27打点、6盗塁の成績だったが、6月下旬から腰の故障で出場登録を外れ、7月中旬に復帰したが再び故障で7月15日を最後に試合に出場せず再び登録を外れていた。サラディーノの故障が長期化し復帰に時間がかかると判断したため、サムソンは代役の外国人選手を7月初めから探しており、ダニエル・パルカと契約した。

 

(7月29日時点の為替レート:10万ドルが1049万6000円。)

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.28) 結果

首位NC、初の3連敗

 ハンファ-サムソン(大邱)は雨天中止。KT-キア(光州)は2回裏途中で雨天ノーゲーム。

  

NC 9-11 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ソン・スンジュン 2勝1敗  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗15S  

本塁打) NC : ノ・ジンヒョク 10,11号  ロッテ : マチャド 6号、チョン・フン 5号

  ロッテは1回裏にNCの先発イ・ジェハクから5番ハン・ドンヒィへの押し出しの四球、6番マチャドの犠牲フライで2点を先制し、2回裏に3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。NCは3回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を返した。ロッテは3回裏に8番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を追加しイ・ジェハクをノックアウトすると、代わったNCの2番手シン・ミンヒョクから8番キム・ジュンテの内野ゴロの間に1点を追加した。NCは4回表に9番キム・ヒョンジュンのタイムリーと相手のエラーで3点を返した。ロッテは5回裏にマチャドの本塁打で1点を追加した。

 2番手イ・インボクは無失点に抑え、ロッテは6回裏にNCの3番手カン・ドンヨンからチャンスを作ると、代わった4番手パク・チヌからハン・ドンヒィのタイムリーで2点を追加した。NCは7回表にロッテの3番手パク・チンヒョンから7番ノ・ジンヒョクの満塁本塁打で8-8の同点に追いつき、5番手ソン・ミョンギは7回裏を無失点に抑えた。ロッテは4番手ク・スンミン、5番手オ・ヒョンテクと細かな継投で勝ち越し点を与えなかった。NCの6番手イム・ジョンホと7番手ペ・ジェファンは8回裏を無失点に抑えた。

 NCは9回表にロッテの6番手キム・ウォンジュンからノ・ジンヒョクの2打席連続本塁打で1点を勝ち越したが、ここで試合は雨で1時間以上中断し、再開後ロッテの7番手ソン・スンジュンは追加点を与えなかった。8位ロッテは9回裏にNCの8番手ウォン・ジョンヒョンから1番チョン・フンの本塁打で逆転サヨナラ勝ちした。ロッテ打線ではハン・ドンヒィが3打点、チョン・ジュヌが3安打1打点、7番アン・チホンが4安打と活躍。首位NCは2020年シーズン初の3連敗。NC打線ではノ・ジンヒョクが3安打2本塁打5打点、1番パク・ミヌと4番ヤン・ウィジが3安打と活躍。

 

 

キウム 6-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・テフン 5勝  (敗)ホン・ゴンヒィ 1勝1敗1S

本塁打) キウム : キム・ハソン 16号  トゥサン : キム・ジェファン 14号

 トゥサンは5回裏にキウムの先発ヨキシュから4番キム・ジェファンの本塁打で2点を先制した。キウムは6回表にトゥサンの先発アルカンタラから相手のエラー、7番キム・ヘェソンの犠牲フライで2-2の同点に追いつき、2番手キム・テフンは6回裏を無失点に抑えた。トゥサンは7回表から2番手イ・ヒョンスンを登板させたが、キウムはこの回トゥサンの3番手ホン・ゴンヒィから2番キム・ハソンの本塁打で1点を勝ち越した。

 キウムの3番手イ・ヨンジュンは7回裏、4番手アン・ウジンは8回裏を無失点に抑えた。キウムは9回表にトゥサンの4番手イ・ヒョンボムから3番の新外国人ラッセルの韓国初打点となるタイムリー、代わった5番手チェ・ジソンから6番パク・トンウォンへの押し出しの四球で計3点を追加した。5番手キム・サンスは9回裏に相手の案激を断ち、キウムが勝利し3位に浮上した。2位トゥサンは打線がつながらなかった。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1本塁打2打点と活躍。

 

 

LG 24-7 SK  (仁川)

(勝)ウィルソン 5勝5敗  (敗)ピント 4勝6敗

本塁打) LG : イ・ヒョンジョン 3号、オ・ジファン 8号、キム・ミンソン 2号、キム・ヒョンス 14号、ユ・ガンナム 7号、チェ・ウンソン 6号  SK : ユン・ソンミン 2,3号

 LGは2回表にSKの先発ピントから6番ラモスのタイムリーで1点を先制した。SKは2回裏にLGの先発ウィルソンから5番ハン・ドンミンのタイムリー、8番イ・ヒョンソクへの押し出しの四球で2-1と逆転した。LGは3回表に5番キム・ミンソンの2点タイムリーで3-2と逆転し、4回表に相手の暴投、3番チェ・ウンソンのタイムリーで3点、5回表にSKの2番手シン・ジェウンから7番イ・ヒョンジョンと2番オ・ジファンの本塁打で4点を追加した。SKは5回裏に3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。

 LGは6回表にSKの3番手チョ・ヨンウからキム・ミンソンの本塁打で1点を追加し、2番手チェ・ソンフンは6回裏を無失点に抑えた。LGは7回表にSKの4番手イ・テヤンからチェ・ウンソンのタイムリー、4番キム・ヒョンスの本塁打、代わった5番手キム・ジュオンから8番ユ・ガンナムの本塁打で計7点を追加した。SKは7回裏にLGの3番手イ・ジョンヨンから代打ユン・ソンミンの本塁打で2点を返した。LGの4番手チェ・ドンファンは8回裏を無失点に抑えた。LGは9回表にキム・ジュオンから途中出場の9番シン・ミンジェのタイムリー、代わったSKの6番手チョン・ヨンイルからチェ・ウンソンの満塁本塁打で計6点を追加した。

 SKは9回裏にLGの5番手イ・ジャンヒョクからユン・ソンミンの2打席連続本塁打で2点を返したが、5位LGが先発全員安打で23安打6本塁打24得点の猛攻で大勝した。5回を3失点に抑えたウィルソンは5勝目。LG打線ではチェ・ウンソンが3安打1本塁打8打点、キム・ヒョンスが3安打1本塁打2打点、イ・ヒョンジョンが3安打1本塁打1打点、9番チョン・ジュヒョンが3安打と活躍。先発ピントが4回6失点で降板した9位SKは引き分け1つを挟んでの連勝が4で止まった。SK打線ではユン・ソンミンが2本塁打4打点と活躍。

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9回表の満塁本塁打など8打点を記録したLGのチェ・ウンソン https://sports.donga.com/article/all/20200728/102200277/1

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月28日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     68  44  22  2  .667

2.トゥサン   69  40  29  0  .580

3.キウム    71  40  31  0     .563

4.キア     66  37  29  0  .561

5.LG     69  37  31  1  .544

6.KT     68  34  33     1    .507

7.サムソン   68  34  34  0  .500

8.ロッテ    67  33  34  0  .493

9.SK     70  24  45  1  .348

10.ハンファ     70  17  52  1  .246

 

(文責 : ふるりん

試合日程(7.28~8.2)

7月28(火)~30(木)日 :NC-ロッテ(釜山・社稷)、キウム-トゥサン(ソウル・蚕室)、KT-キア(光州)、LG-SK(仁川)、ハンファ-サムソン大邱

7月31(金)~8月2(日)日 :トゥサン-NC(昌原)、キア-ロッテ(釜山・社稷)、キウム-サムソン大邱)、ハンファ-LG(ソウル・蚕室)、SK-KT(水原)

 

[試合開始時刻]
火〜金曜日は18時半、土曜日は18時、日曜日は17時。

 

注:7~8月は試合が雨天などで中止となった場合のダブルヘッダー行われない。月曜日に順延された試合では、9回を終えて同点でも延長戦は行われない。

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(7.27) 結果

9位SKと最下位ハンファは9回引き分け

 

  

SK 5-5 ハンファ  (大田)

本塁打) SK : チェ・ジョン 16号

 

 SKは1回表にハンファの先発チャド・ベルから3番チェ・ジョンのプロ野球史上2位タイとなる個人通算351本塁打で1点を先制した。ハンファは1回裏にSKの先発イ・ゴヌクから6番ハ・ジュソクの走者一掃となる3点タイムリーで逆転した。SKは2回表に8番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を返した。ハンファの2番手ユン・デギョンは6回表を無失点に抑えた。SKの2番手イ・テヤンは6回裏に追加点を与えなかった。SKは7回表にハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンから代打オ・ジュンヒョクの2点タイムリーで4-3と逆転し、代わった4番手パク・サンウォンから2番チェ・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。

 ハンファは7回裏にSKの3番手チョン・ヨンイルから8番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を返すと、代わった4番手キム・セヒョンから9番チョン・ウヌォンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。SKの5番手ソ・ジニョンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの5番手チョン・ウラムは9回裏まで無失点に抑えた。SKの6番手パク・ミンホは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが月曜日の代替開催だったため規定により両チームにとって2020年シーズン初の引き分けとなった。9位SKは4連勝中、最下位ハンファは8連敗中だった。

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大田でのハンファの主催試合でも観客の入場が再開された。雨の予報だったため入場券は予定の販売枚数の半分程度しか売れなかった。 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=108&aid=0002882675

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月27日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     67  44  21  2  .677

2.トゥサン   68  40  28  0  .588

3.キア     66  37  29  0  .561

4.キウム    70  39  31  0     .557

5.LG     68  36  31  1  .537

6.KT     68  34  33     1    .507

7.サムソン   68  34  34  0  .500

8.ロッテ    66  32  34  0  .485

9.SK     69  24  44  1  .353

10.ハンファ     70  17  52  1  .246

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.26) 結果

3位キア4連勝  最下位ハンファ8連敗

 7月26日より観客の入場が再開され、ソウル・蚕室と高尺、水原で2000人前後の観客が集まった。光州は当面の間無観客試合のままで、大田は7月27日より観客が入場する。 

 

NC 4-5 KT  (水原)

(勝)キム・ミン 3勝3敗  (セーブ)イ・ボグン 1S  (敗)ペ・ジェファン 1勝3敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 18号、パク・ソンミン 10号  KT : ファン・ジェギュン 8号、ペ・ジョンデ 8号、シム・ウジュン 2号

 KTは1回裏にNCの先発ク・チャンモから2番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を先制した。NCは4回表にKTの先発キム・ミンスから3番ナ・ソンボムの本塁打で1-1の同点に追いついた。KTは4回裏に6番ペ・ジョンデの2試合連続本塁打で2-1と勝ち越した。NCは6回表にナ・ソンボムの犠牲フライで2-2の同点に追いつき、7回表に代打パク・ソンミンの本塁打で4-2と逆転した。KTは7回裏に9番シム・ウジュンの本塁打で1点を返した。

 KTの2番手チョ・ヒョヌと3番手キム・ミンは8回表に追加点を与えなかった。KTは8回裏にNCの2番手ペ・ジェファンから8番チャン・ソンウの2点タイムリーで逆転した。4番手イ・ボグンは9回表に相手の反撃を断ち、KTが勝利し6位に浮上した。イ・ボグンはネクセン在籍時の2017年7月以来のセーブ。首位NCは先発ク・チャンモが7回を3失点に抑えるもリリーフが機能しなかった。

 

 

LG 4-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チョン・ウヨン 2勝1敗5S  (セーブ)コ・ウソク 2S  (敗)イ・ヨンハ 3勝6敗

本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 9号

 トゥサンは2回裏にLGの先発の高卒新人イ・ミンホから5番チェ・ジュファンの本塁打で2点を先制した。LGは3回表にトゥサンの先発イ・ヨンハから2番オ・ジファンの犠牲フライで1点を返した。LGは7回表に8番ユ・ガンナムの2点タイムリーで3-2と逆転しイ・ヨンハをノックアウトすると、代わったトゥサンの2番手ホン・ゴンヒィから9番チョン・ジュヒョンのタイムリーで1点を追加した。LGの2番手チョン・ウヨンは7回裏途中まで無失点に抑えた。

 トゥサンは8回表から3番手イ・ヒョンスンを登板させた。LGの3番手チン・ヘスと4番手イ・ジョンヨンは無失点に抑えた。トゥサンの4番手イ・ヒョンボムは9回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは9回裏にLGの5番手コ・ウソクから2番フェルナンデスのタイムリーで1点を返したが、5位LGが勝利した。2位トゥサンでは先発イ・ヨンハが7回途中4失点で降板し逆転を許した。

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2020年シーズン、初めて観客が入場した蚕室野球場 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=032&aid=0003023097

 

 

サムソン 5-8 キア  (光州)

(勝)イム・ギヨン 6勝4敗  (セーブ)チョン・サンヒョン 1勝5S  (敗)ブキャナン 8勝5敗

本塁打) サムソン : イ・ソンゴン 5号

 サムソンは1回表にキアの先発イム・ギヨンから4番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を先制した。キアは1回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から5番キム・ミンシクのタイムリー、相手のエラーで3-1と逆転し、2回裏に1番イ・チャンジンと4番ナ・ジワンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは4回表に7番ソン・ジュンソクのタイムリーで1点を返した。キアは4回裏にナ・ジワンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは6回表に5番イ・ソンゴンの本塁打で2点を返した。キアの2番手コ・ヨンチャンは無失点に抑えた。サムソンの2番手ノ・ソンホは6回裏に追加点を与えなかった。

 サムソンは7回表にキアの3番手キム・ギフンから3番イ・ハクチュのタイムリーで1点を返した。キアの4番手の高卒新人チョン・ヘヨンは無失点に抑えた。サムソンの3番手イ・スンヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。キアの5番手パク・チュンピョは8回表まで無失点に抑えた。キアは8回裏にサムソンの4番手ウ・ギュミンからチャンスを作り、代わった5番手チェ・ジグァンから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加した。サムソンの6番手イ・ジェイクは追加点を与えなかった。

 6番手チョン・サンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、3位キアが勝利し4連勝となった。6回途中まで4失点に抑えたイム・ギヨンは6勝目。キア打線ではイ・チャンジンが4安打1打点と活躍。先発ブキャナンが5回6失点で降板したサムソンは4連敗で7位に後退。サムソン打線では2番ク・ジャウクと9番パク・ヘミンが3安打と活躍。

 

 

ロッテ 1-8 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ヤン・ヒョン 5勝2敗1S  (敗)ソ・ジュヌォン 4勝4敗

 キウムは1回裏にロッテの先発ソ・ジュヌォンから5番パク・ピョンホ、6番パク・トンウォン、7番チョン・ビョンウのタイムリー、8番の高卒新人パク・チュホンのプロ初打点となるタイムリーで5点を先制した。キウムの先発キム・ジェウンは3回表途中まで、2番手ヤン・ヒョンは4回表まで、3番手キム・テフンは5回表を無失点に抑えた。キウムは5回裏にロッテの2番手キム・ゴングクからチャンスを作ると、代わった3番手オ・ヒョンテクからパク・ピョンホのタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回表にキウムの4番手キム・サンスから7番アン・チホンのタイムリーで1点を返した。

 5番手イ・ヨンジュンは7回表を無失点に抑え、キウムは7回裏にロッテの4番手の高卒新人チェ・ジュニョンからパク・ピョンホのタイムリーで1点を追加した。キウムの6番手アン・ウジンは8回表を無失点に抑えた。キアは8回裏にロッテの5番手キム・ユヨンから2番キム・ハソンの内野ゴロの間に1点を追加した。6番手チョ・ソンウンは9回表に相手の反撃を断ち、4位キウムが勝利し4連敗から脱出した。キウム打線ではパク・ピョンホが3安打3打点と活躍。8位ロッテでは先発ソ・ジュヌォンが4回途中5失点で降板した。

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4連敗から脱出し本拠地・高尺スカイドームのファンに感謝するキウムの選手や指導者たち。https://sports.donga.com/article/all/20200726/102163757/1

 

 

SK 7-4 ハンファ  (大田)

(勝)チョン・ヨンイル 2勝1敗1S  (セーブ)パク・ミンホ 1勝4S  (敗)イム・ジュンソプ 2敗

本塁打) ハンファ : バーンズ 1号

 ハンファは1回裏にSKの先発ムン・スンウォンから3番の新外国人バーンズの韓国初本塁打で2点を先制した。SKは2回表にハンファの先発サーポルドから7番イ・ジェウォンの内野ゴロの間に1点を返した。ハンファは5回裏に8番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を追加した。SKの2番手チョン・ヨンイルは6回裏に追加点を与えなかった。SKは7回表に5番ハン・ドンミンのタイムリーで1点を返すと、代わったハンファの2番手イム・ジュンソプからチャンスを作り、3番手の大卒新人カン・ジェミンから代打オ・ジュンヒョクのタイムリーで3-3の同点に追いついた。さらにハンファの4番手キム・ジョンスから2番チェ・ジュヌの走者一掃となる3点タイムリーでSKが6-3と逆転した。

 ハンファは7回裏にSKの3番手キム・セヒョンから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を返した。SKは8回表にハンファの5番手キム・ジニョンから9番の大卒新人チェ・ジュヌのタイムリーで1点を追加し、4番手ソ・ジニョンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの6番手パク・サンウォンと7番手ソン・ユンジュンは追加点を与えなかった。5番手キム・ジョンビンと6番手パク・ミンホが9回裏に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利し4連勝となった。最下位ハンファは8連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月26日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     67  44  21  2  .677

2.トゥサン   68  40  28  0  .588

3.キア     66  37  29  0  .561

4.キウム    70  39  31  0     .557

5.LG     68  36  31  1  .537

6.KT     68  34  33     1    .507

7.サムソン   68  34  34  0  .500

8.ロッテ    66  32  34  0  .485

9.SK     68  24  44  0  .353

10.ハンファ     69  17  52  0  .246

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.25) 結果

キア3連勝で3位浮上

 

 SK-ハンファ(大田)は雨天のため7月27日18時半からに順延。

 

NC 2-6 KT  (水原)

(勝)デスパイネ 7勝5敗  (敗)ライト 6勝3敗

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 7号

 NCは1回表にKTの先発デスパイネから4番アルテールの犠牲フライで1点を先制した。KTは5回裏にNCの先発ライトから7番パク・キョンスのタイムリーで1-1の同点に追いつき、6回裏に4番カン・ベッコのタイムリーで2-1と逆転しライトをノックアウトした。さらにこの回代わったNCの2番手ソン・ミョンギから6番ペ・ジョンデの本塁打で3点を追加した。NCの3番手カン・ドンヨンは7回裏に追加点を与えなかった。

 NCは8回表にKTの2番手チュ・グォンからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ボグンからアルテールのタイムリーで1点を返した。KTは8回裏にNCの4番手カン・ユングからカン・ベッコのタイムリーで1点を追加した。NCの5番手キム・ジンソンは追加点を与えなかった。4番手チョ・ヒョヌは9回表に相手の反撃を断ち、7位KTが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたデスパイネは7勝目。先発ライトが6回途中4失点で降板した首位NCは引き分け1つを挟んでの連勝が5で止まった。

 

 

LG 3-7 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ウォンジュン 4勝  (敗)ケリー 4勝5敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 13号

 LGは1回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回裏にLGの先発ケリーから4番キム・ジェファンの本塁打、8番チョン・スビンと9番チョン・サンホのタイムリー、3番オ・ジェイルの犠牲フライで5-1と逆転した。トゥサンの2番手イ・ヒョンスンは6回表を無失点に抑えた。LGは7回表にトゥサンの3番手チェ・ジソンから7番イ・ヒョンジョンのタイムリー、代わった4番手ホン・ゴンヒィから相手の暴投で計2点を返した。

 トゥサンは8回裏にLGの2番手の高卒新人キム・ユンシクからチャンスを作ると、代わった3番手チェ・ドンファンから5番キム・ジェホと6番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を追加した。5番手ハム・トクチュが9回表に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利した。6回途中まで1失点に抑えたチェ・ウォンジュンは4勝目。5位LGでは先発ケリーが5回5失点で降板した。

 

 

ロッテ 6-3 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ストレイリー 5勝2敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝1敗12S  (敗)ハン・ヒョンヒィ 4勝5敗

 ロッテは5回表にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから7番アン・チホンのタイムリーで1点を先制し、7回表に1番チョン・フンのタイムリーで2点を追加しハン・ヒョンヒィをノックアウトした。さらにこの回代わったキウムの2番手チョ・ソンウンから2番ソン・アソプと3番チョン・ジュヌのタイムリーで3点を追加した。ロッテの先発ストレイリーは7回裏まで無失点に抑えた。

 キウムは8回裏にロッテの2番手キム・ユヨンからチャンスを作り、代わった3番手ソン・ソンジュンから2番キム・ハソンのタイムリー、4番手パク・チンヒョンから4番イ・ジョンフの犠牲フライなどで計3点を返し、3番手パク・チュソンは9回表に追加点を与えなかった。5番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、8位ロッテが勝利した。ストレイリーは5勝目。先発ハン・ヒョンヒィが7回途中5失点で降板したキウムは4連敗で4位に後退。

 

 

サムソン 2-8 キア  (光州)

(勝)パク・チュンピョ 4勝  (敗)ウ・ギュミン 2勝1敗7S

 サムソンは4回表にキアの先発ブルックスから4番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を先制し、6回表にキアの2番手ホン・サンサムから7番パク・ヘミンへの押し出しの四球で1点を追加した。キアの3番手コ・ヨンチャンは追加点を与えなかった。キアは6回裏にサムソンの先発ライブリーから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を返し、4番手ムン・ギョンチャンは7回表に追加点を与えなかった。

 キアは7回裏にサムソンの2番手チェ・ジグァンから8番パク・チャンホの犠牲フライで2-2の同点に追いつき、5番手パク・チュンピョは8回表を無失点に抑えた。キアは8回裏にサムソンの3番手ウ・ギュミンから3番チェ・ヒョンウと4番ナ・ジワンのタイムリーで2点を勝ち越し、代わった4番手キム・ユンスからナ・ジュファンと途中出場の9番チェ・ジョンヨンのタイムリーで4点を追加した。6番手の高卒新人チョン・ヘヨンは追加点を与えず、キアが勝利し3連勝で3位に浮上した。パク・チュンピョは4勝目。6位サムソンではリリーフが崩れ3連敗。サムソン打線ではイ・ウォンソクが3安打1打点と活躍。

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1984-1985年ごろの前身のヘテタイガーズの赤いユニフォームを着たキアの選手たち

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月25日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     66  44  20  2  .688

2.トゥサン   67  40  27  0  .597

3.キア     65  36  29  0  .554

4.キウム    69  38  31  0     .551

5.LG     67  35  31  1  .530

6.サムソン   67  34  33  0  .507

7.KT     67  33  33     1    .500

8.ロッテ    65  32  33  0  .492

9.SK     67  23  44  0  .343

10.ハンファ     68  17  51  0  .250

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.24) 結果

首位NC5連勝

 

 サムソン-キア(光州)は雨天中止。

 

NC 3-2 KT  (水原)

(勝)ルチンスキー 10勝1敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝1敗15S  (敗)チュ・グォン 4勝2敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 17号  KT : パク・キョンス 9号

 NCは1回表にKTの先発クエバスから3番ナ・ソンボムの2試合連続本塁打で1点を先制した。KTは5回裏にNCの先発ルチンスキーから8番パク・キョンスの本塁打で1-1の同点に追いつき、7回裏に相手のエラーで2-1と逆転した。NCは8回表にKTの2番手チュ・グォンから1番パク・ミヌのタイムリーで2-2の同点に追いつき、代わった3番手キム・ジェユンから5番カン・ジンソンのタイムリーで3-2と逆転した。

 NCは8回裏から2番手ペ・ジェファンを登板させた。KTの4番手イ・ボグンは9回表に追加点を与えなかった。3番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏まで相手の反撃を断ち、首位NCが引き分け1つを挟み5連勝となった。7回を2失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップタイの10勝目。7位KTでは先発クエバスが7回を1失点に抑えるもリリーフが逆転を許した。

 

 

LG 8-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イム・チャンギュ 6勝3敗  (敗)ユ・ヒィグァン 6勝5敗

本塁打) LG : キム・ヒョンス 13号、ユ・ガンナム 6号

 LGは1回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから2番キム・ヒョンスの本塁打で2点を先制したが、先発チャ・ウチャンは1回裏に打者1人だけと対戦し肩の痛みを訴え2番手イム・チャンギュに交代した。LGは2回表に7番ユ・ガンナムの本塁打で1点、5回表に5番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。イム・チャンギュは6回裏まで無失点に抑えた。LGは7回表にトゥサンの2番手パク・チグクから9番チョン・ジュヒョンのタイムリーで2点、8回表にトゥサンの3番手キム・ミンギュからキム・ミンソンのタイムリーで1点を追加した。

 LGの3番手イ・ジョンヨンは8回裏まで無失点に抑えた。4番手キム・ガンニュルは9回表に追加点を与えず、トゥサンは9回裏にLGの4番手チェ・ソンフンからチャンスを作り、代わった5番手イ・チャンヒョクから途中出場の7番イ・ユチャンのタイムリーで1点を返した。だが反撃もここまでで5位LGが勝利した。イム・チャンギュは4勝目。LG打線ではキム・ヒョンスが4安打1本塁打2打点、キム・ミンソンが3安打3打点と活躍。先発ユ・ヒィグァンが5回5失点で降板した2位トゥサンは連勝が3で止まった。

 

 

ロッテ 4-2 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)パク・セウン 4勝5敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝1敗11S  (敗)チェ・ウォンテ 4勝4敗

本塁打) キウム : パク・トンウォン 11号

 ロッテは1回表にキウムの先発チェ・ウォンテから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制した。キウムは2回裏にロッテの先発パク・セウンから6番パク・トンウォンの本塁打で1-1の同点に追いつき、3回裏に2番ソ・ゴンチャンの犠牲フライで2-1と逆転した。ロッテは4回表にチェ・ウォンテからチャンスを作り、代わったキウムの2番手ヤン・ヒョンから相手の暴投、1番チョン・フンのタイムリーで4-2と逆転した。キウムの3番手キム・テフンは6回表まで追加点を与えなかった。ロッテは6回裏途中から2番手オ・ヒョンテクを登板させた。

 キウムの4番手イ・ヨンジュンは7回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手パク・チンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。キウムの5番手アン・ウジンは8回表に追加点を与えなかった。ロッテの4番手ク・スンミンは8回裏を無失点に抑えた。キウムの6番手チョ・サンウは9回表に追加点を与えなかった。5番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、8位ロッテが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたパク・セウンは4勝目。先発チェ・ウォンテが3回4失点で降板した3位キウムは3連敗。

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6回途中2失点で4勝目をあげたロッテのパク・セウン https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=311&aid=0001180109

 

 

SK 7-4 ハンファ  (大田)

(勝)パク・チョンフン 5勝5敗  (セーブ)パク・ミンホ 1勝3S  (敗)チャン・シファン 2勝6敗

本塁打) SK : チェ・ジョン 14,15号、ハン・ドンミン 9号

 ハンファは1回裏にSKの先発パク・チョンフンから2番チョン・ウヌォンと5番ハ・ジュソクのタイムリーで2点を先制した。SKは3回表にハンファの先発チャン・シファンから3番チェ・ジョンの本塁打で3-2と逆転した。ハンファは3回裏にハ・ジュソクの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。SKは5回表にチェ・ジョンの犠牲フライ、5番ハン・ドンミンの2試合連続本塁打で3点を勝ち越しチャン・シファンをノックアウトした。ハンファの2番手イム・ジュンソプと3番手ユン・デギョンは追加点を与えなかった。

 SKは7回表にハンファの4番手パク・サンウォンからチェ・ジョンのこの試合2本目の本塁打プロ野球史上3人目の個人通算350本塁打)で1点を追加した。ハンファは7回裏にSKの2番手キム・ジョンビンからチャンスを作ると、代わった3番手ソ・ジニョンから相手の暴投で1点を返した。ハンファの5番手ソン・ユンジュンは8回表に追加点を与えなかった。SKの4番手キム・セヒョンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの6番手キム・ジヌクは9回表に追加点を与えなかった。

 5番手パク・ミンホは9回裏に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利し3連勝となった。6回を3失点に抑えたパク・チョンフンは3勝目。SK打線ではチェ・ジョンが3安打2本塁打5打点と活躍。先発チャン・シファンが5回途中6失点で降板した最下位ハンファは7連敗。


【レギュラーシーズン 順位表】

(7月24日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     65  44  19  2  .698

2.トゥサン   66  39  27  0  .591

3.キウム    68  38  30  0     .559

4.キア     64  35  29  0  .547

5.LG     66  35  30  1  .538

6.サムソン   66  34  32  0  .515

7.KT     66  32  33     1    .492

8.ロッテ    64  31  33  0  .484

9.SK     67  23  44  0  .343

10.ハンファ     68  17  51  0  .250

 

(文責 : ふるりん